イベルメクチン2022-01-13 Thu 21:47
![]() 友人から一冊の本が送られてきた。ノーベル生理学・医学賞の大村教授のサイン入りの、最新刊「イベルメクチン(河出新書)」だ。https://amzn.to/3K5uV9n 大村教授がイベルメクチンを発見したエピソードから、コロナ禍でのイベルメクチンのやりとりが北里大学、全世界の病院、現場の医療従事者、科学者、そして国家を交えて、静謐に事実だけ書き連ねてある。最後まで読んで感じたのは怒り。どうして救える命を見殺しにするのか、、、その激しい怒りが、冷徹な文章で書き貫かれていた。この本にはこうしないさいなどの強要は一切ない。イベルメクチンを巡る裏側で世界には何が起きて、どんな隠蔽がされてきたのかが丁寧に編み込まれていた。読後は、自分自身が何を考え、どうしていくかを決めるだけ。コロナ禍は究極の自問だ。僕はどうする、私はどうする。結局ココを決めた者から、腹をくくって動き出す。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
青酎2022-01-13 Thu 17:57
![]() 青ヶ島で恐るべき出逢いをした。 島内にランチを食べるところが無いので、宿は基本一泊三食。そして夕飯時にはいつも女将から聞かれる。 「野村さん、今夜はいいちこ、日本酒、青酎のどれにする?一杯はサービスだから」 最初、この青酎なるものが分からずに、恐る恐る聞いてみると、青ヶ島でつくられた焼酎、略して青酎なのだという。折角だからと青酎を注文。一口飲んでみると、草のような青い味がした。テーブルを囲む釣り人たちは、幾度も青ヶ島に来ている強者たち。どうして青葉のような草っぽい味がするのか聞いてみるが、「それは芋の味だろ」と意味不明なことを。芋か麦から味で分かる。でもこの草っぽい感じは、ワインで言えばカベルネフランのような感じなのだ。 携帯を取り出し、ネットで青酎の作り方を調べてみると、驚くべきことが書いてあった。麹造りをするときに、なんと森で群生していたオオタニワタリの葉っぱを使っているのだという。 ![]() だからこその青き味。俄然興味が湧いた僕は、青ヶ島の酒造会社に教えを請うた。人口166人の村に、杜氏が10人。つまり16人に1人が杜氏という杜氏王国、そして麹・もろみ双方を野生の菌だけで醸造する極めて稀な焼酎なのだと教えてもらった。つまり各家に付く常在菌だけで酒を醸すのだから、人間がコントロールするのではなく、味は毎年の気候や温度、自然が造り上げるのだ。だからこそ、同じ杜氏でも毎年同じものは出来ず、その差も楽しみの一つになる。 ライ麦パン、干し草、白ごま、ローストナッツ、薬酒、山椒、白ごま、10種類の杜氏が作った青酎は、どれも味にパンチがあり、今まで感じたことのない焼酎の奥深さにあふれていた。中でもしぼりたての初垂れ(はなたれ)に、僕は心底震えた。こんなウマい酒が ![]() まだこの世にあったのかと椅子からずり落ちそうになった。もちろん、すべてを試飲し、美味しいものを片っ端から購入。八丈島に戻るときのヘリの超過料金を、僕はすっかり忘れていました。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
八戸講演2022-01-13 Thu 12:01
![]() 青森八戸講演会まで、あと一週間に迫ってきた。 https://www.kokuchpro.com/event/nomuratetsuya/ 現地の八戸組、東北組の仲間たちの尽力で、定員300名のうち昨夜250名を突破したという。 有難いなと思う。小学生以下は無料なので、ここに子供たちが入ることで、一体どんな雰囲気になるのだろう? 講演とは、演者と聴衆者とのコラボレーションに他ならない。だからこそ、こちらは写真だけを決めて、何を話すのかは聴衆者の反応を見ながら変えていく。 どんなことに興味があるのか? 何に感動して笑うのか? それらを会話を通して、擦り合わせていく。 いわば、皆で創り上げる交響曲なので、一度エネルギーを合わせてしまえば、後は一気に最後まで演奏させてもらうだけ。 一期一会。講演会を聞くだけで、人生観がガラリと変わるなんて、大それたことは言わない。でも、今までとは違う自分になろうと思ってもらえる講演会にはする。話を聞いて、そこに興味を持ち、日々実践して、新たな人生を創り上げていく。 「周りが幸せなことが自分の幸せ」と言うと、人から「そんなのは理想論よ」と言われることがある。でも、ちょっとだけ俯瞰して、冷静に想像してみましょうよ。 「まず自分が幸せなこと」、これが絶対条件です。でも殆どの人は、他人から凄いと思われたい、周りから褒められたいと頑張ってしまう。そこではなく、これからはまず自分で自身を褒めてあげましょうよ、凄いと言ってあげましょうよ。皆さまの体の細胞は、奇跡のようなバランスで日々働いてくれているのですから。最初は違和感があっても良い、恥ずかしくても良い。でも、それを1カ月も続けると、自分で自分を褒めるのが当たり前になってくる。そうなれば、視線が周りへ向いていきます。愛する家族や友人、周りの人が悲しくしていると、何とかしてあげたいと手を伸ばしたくなる。周りの人が幸せになっていくと、自分のこと以上に嬉しくなる。 そこで自分自身を俯瞰してみましょうか? 幸せとは一方向ではなく、双方向なのだと気づくはず。自分自身がご機嫌様になることで、相手の幸せを想う。すると相手からも幸せを想われるように。それがスパイラルの螺旋となり、幸福は回っていくのです。与えるもの、与えられるものではなく、ただ螺旋で上昇しながら回っていくもの。だから自分だけが幸せになれば良いと思っている人、自分だけが儲けられれば良いと思っている人は、その小さな世界だけでしか生きられないのです。その向こうに大海原が、宇宙が広がっているのを知っているのにも関わらず。だからこそ、すべてのものは巡らせていく。愛の螺旋の回転に乗せていくことなのです。 10代から僕の夢は変わりません。「僕の周りを世界で一番幸せにする」。それを八戸講演会でも実践しようと思います。僕は今年から海外へ出始め、来年からは海外へ移住、そして世界193カ国すべてに足を踏み入れる旅を再開させます。そうなれば、日本で講演する機会も減ってくるでしょう。だからこそ、もし興味のある方がいらしたら、今回の1月22日(土)の八戸講演会を逃さないで。ぜひ一歩前に踏み出して下さい。大人の参加者は残り50名です。ぜひ、一緒に八戸の講演会場を天国に引き上げましょう。 https://www.kokuchpro.com/event/nomuratetsuya/ 皆様となら出来ると信じています。天国、地獄は死後の世界ではありません。今、ここに在るもの、そして出現させるものなのです。どうぞ宜しくお願い致します。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真862022-01-13 Thu 08:14
![]() 「次元の扉」がある。 2次元から3次元、3次元から4次元、さらに高次元へと続く境目が。それらは、この世に同時並行で流れている。俗に言うパラレルワールドとして。信じるも、信じないも自由。それは個人の価値観だから。でも僕は、信じる。少なくとも日本中で、いくつもそんな場を体験してきたから。 思い出すだけでも、北から縄文時代の壁画(北海道)、恐山(青森)、月山(山形)、北信五岳と杖突峠(長野)、飛騨の聖域(岐阜県)、伊勢神宮の別社(三重)、延暦寺(滋賀)、鞍馬寺(京都)、高野山(和歌山)、出雲大社と黄泉比良坂(島根)、高千穂(宮崎)、西表島(沖縄)など、数え上げればまだまだ在る。 そこに新たに長崎県が加わるとは。場所は雲仙市のとある神社。深い霧が生き物のように這い、苔むした鳥居が人間を拒むかのように立っていた。手を合わせてくぐると、ご神域となる。足元に気を付けながら上がっていくと、洞穴にI神社が鎮座した。 「縄文以前からの住居跡と推定される」と看板には書いてあるが、そんなものではない。洞穴の祠に入れば、全身の境目が無くなっていくのに気づくだろう。溶けるというのではなく、別の場所へ引っ張られるという感触だ。 僕は「3次元のこの世をこよなく愛しているから、そっちには行けません」と体を引き戻す。すると、急に雨足が強くなり、笹が艶やかに濡れていく。僕はその美しき光景に見とれながら、来た道を戻る。行きには気づかなかった御手洗場で、緑色のハートの石を見つけた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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