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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

岩の声

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日本の美しき磐座文化は、縄文から始まった。
各地に点在する岩の仕事ぶりを見ていると、つくづく世界の遺跡を旅してきて良かったと思う。
大切なことは、本物を多く観ること。見続けること。そうすれば、国内、海外、何処へ行こうと様々なものがリンクしてくる。
どうしてこんな模様なのか? それはインカと繋がっている。
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どうして中心に穴が開いているのか? それはケンコー遺跡にもまったく同じものがあった。
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どうしてだろう? そんな想像から始まり、やがて岩の声が聞こえてくる。自分たちは一体どこから来て、何処へ向かっているのか?
日本の竹林に潜む巨大遺跡。その正体に僕は開いた口が塞がらなくなった。これはただの岩ではない、むかし、むかし・・・
            ノムラテツヤ拝
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天界

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旅をしていると、予想外のギフトを貰えることがある。
この聖域も、まさに僕の想像を遥かに超えていた。
しっかりと守られた山門をくぐると、立派な神社が現れた。
一礼をして中へ入ると、そこには巨大な磐座に注連縄が巻かれていた。
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神社の元は、磐座。では磐座の元は何? それが氣(エネルギー)なのだと思う。
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それらを受け、流し、受け、流し、道管になることで人々は神と繋がり、一体化してきたのだろう。
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横から見ると、まるでエチオピアの十字教会のラリベラに似ている。こんな巨大な岩がどうしてここに? 
一枚岩をどのようにして掘り出して行ったのかは、未だ分かっていない。
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岩にハグをしていると、上へ上へという指令が。なんだろうと、裏山を登ると、そこには天界が広がっていた。
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天界は次元の狭間。この力を使えた人は、ごく限られた人々だったのだろう。この地を守るために、凄まじい労力をかけて守り石を置いた。
古の日本はまさに霊国。知らないだけで、日本はまだまだ凄いですよ。
          ノムラテツヤ拝
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新世界写真134

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見ざる、言わざる、聞かざる。言わずとしれた、日光の三猿(さんざる)だが、その隣に子猿を抱く親猿がいるのをご存じでしょうか?
僕はまったく知りませんでした(笑)。でもその親猿の仕草、子猿の視線に、グッとこみ上げるものがありました。
僕は3人兄弟で、4つ上に兄、2つ上に姉がいますが、父が岐阜ユースホステルのペアレント(主人)をしていたこともあり、金華山近くの山で育ちました。
世界で最も美しい場所は岐阜、と断言できるのは、父と母がたくさんの岐阜の美を見せ続けてくれたこと。そして兄や姉が山の中で遊んでくれたことに尽きます。
父は僕にディスカバーご近所の大切さを説きながら、いつも遠くに視線を向けていました。その先は外国。日々、お客さんが世界中からやってくる環境だったので、僕も自然と異国に目が向いていったのかもしれません。
「お父さん、どこを見ているの?」。子供なら、必ず追うであろうその視線が、兄の海外一人旅で現実となりました。
「てつや、マッキンリー山はとんでもなく凄いぞ!」
写真上手な兄が撮影した北米最高峰に心を打たれ、僕はすぐにアラスカへ。そこで写真の師と出逢い、恋に落ちるわけですから、人生は土台とは、神の御業で用意されているなとしみじみ思います。
父が遠くを見て、兄がそれを現実世界へ引き寄せた。僕はその偉大な2人をただ見つめ、なんだか格好良いな、面白そうだなぁと後を追ったのでしょう。
この子猿は何処へ向かうのかな? きっと、楽しい未来を進んでいくんだろうな。だってすぐ先には、日光の国宝、陽明門が建っているのですから。陽明門から本殿を結ぶ線、これは真北を差し、天空には北極星が輝きます。きっと天照大神に導かれながら、子猿は旅を始めるのでしょう。
ノムラテツヤ拝
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