雫の磐座2022-05-31 Tue 19:39
![]() 天が涙を流し、頂きに落下。それらがやがて固まり、花崗岩の岩として残った。まるでそんな伝説が残るような、見事な雫型の磐座だった。 ![]() 化学的に言えば、雨と風によって花崗岩が少しずつ削られ、この壮大な形に。まさに大自然がミケランジェロの役目を果たしたわけだ。 ![]() そう、古今東西、過去、現在、未来において地球(大自然)ほどの芸術家はいない。僕ら人間はすべて自然を模倣して、何かを生み出しているに過ぎないのだ。我ら屋久島は全員登頂を果たし、僕らはその美をいつまでも見つめ続けた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
天柱石2022-05-31 Tue 11:42
|
新世界写真2252022-05-31 Tue 08:34
![]() 「雨季に降った雨は95%干上がったよ」 ガイドのイサックの言葉を鵜のみにしていた。 夕方、ホテルから車で走ること15分で、僕たちは巨大な湖の真ん中にいた。 「実はまだ残ってるんだ」とイサックが僕らにウィンク。 ガッカリしていたYくんは、一気にテンションが上がり、車を降りて夢うつつ。僕もあまりの嬉しさに「よっしゃぁ~」と腹の底から叫んだ。 まずは夕日をダブルで写し込む。広角、標準、望遠、マクロレンズを使って撮影。やがで夕日が落ちる頃、超望遠レンズで太陽の輪郭を撮影。もしやと思い、そのまま狙っていると、太陽の最期の欠片がオレンジ色から黄色、そして緑色に染まった。ウユニで初めて見るグリーンフラッシュ。隣で見ていたガイドのイサックが僕の肩に手を置いた。 「生まれて初めてこの目で見たよ」 生涯幸福になるという幸せの緑光が、ウユニ塩湖に現れた瞬間だった。 日が落ちると藍色の時間が押し寄せる。この無限のグラデーションに、いつも心を鷲掴みにされる。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
大忠岳登山2022-05-30 Mon 07:02
![]() 登山に体力は使わない。 山の氣と自分の氣を合わせれば、後は山の方が僕を引き上げてくれる。 皆を元気付けなら、大忠岳(たちゅうだけ)に登る。どうだろう、この屋久杉の切株から出てくる爆発的な氣は。 森に抱かれながら至福の登山をしていると、8合目に突然大きな磐座が現れ、場が上がった。 ![]() まるで天上界のようなその氣に、僕はその源を探した。 氣には必ず答えがある。偶然などない。必ず必然でその氣の場が出来上がっているのだ。 ![]() 9合目にそれはあった。氣が溢れる泉、それは巨木と巨石の間から螺旋を描いて巻き上がってきた。 ふふふ、ここがこの山の心臓部。帰り道に、皆と一緒に遊んでみようっと。 ![]() さらに上がると、大好きなシャクナゲが満開のときを迎えていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真2242022-05-30 Mon 06:53
|