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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

利尻岳

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自然は最高の演出家。そして利尻岳は、その最たる山でもある。
最終日、アツモリソウのために寒く曇っていた空は嘘のように紺碧に晴れ渡った。
利尻岳には、三本のレブンウスユキソウの雪形が浮かび、空には宝石のような太陽が輝いた。
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少し視線を変えれば、ほらこの通り。
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七色の光が利尻岳を抱いているのだ。
            ノムラテツヤ拝
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新世界写真247

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多種多様な動物たちが生きてくれること。それは僕たち人間が何者なのかを教えてくれる鍵となる。
ヒグマは森を歩き、キツネは花と戯れ、鹿は夕日に染まり、フクロウは夜の闇に溶けていく。
世界屈指の動物サンクチュアリ(聖域)、それが北海道の知床半島だ。
            ノムラテツヤ拝
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宮ぷー

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早朝、姫から連絡があった。
「宮ぷーが今なくなりました。待っていてくれたのかなあと思ったりします。13年半よく頑張ってくれました。いろいろありがとうございました」
姫のメルマガで入院されたのは知っていたけれど、あまりに突然のことに、開いた口が塞がらなかった。
宮ぷーの氣を思い出し、自身と重ねてみる。みやぷーの気持ちがわぁ~っと、僕の中へ飛び込み、それをそのまま姫へ伝えた。
「姫を待っていたのは勿論あるけれど、何よりもこの時期にイスラエルに行くことを心配していたみやぷー。一昨日姫が無事に帰国したと聞いて、ホッとした。体が緩み、天へ還る準備をした」
ひとつ質問させてもらった。
「姫の中では青天の霹靂だったのですか?それとも何か予感みたいなものはあったのですか?」
「悪いのかなと思ってた。だから、みやぷーが一番いいようになって欲しいと願っていた」
同僚のみやぷーが脳幹出血で倒れた時、姫は「お願い、生きて、生きて、生きて」と宮ぷーに頼んだ。優しい宮ぷーは三途の川を越えるところで姫のことが心配で引き返してきたのだろう。あの世からこの世へ、そして姫の元へ戻り、その一歩一歩回復していく姿は「僕の後ろに道はできる」という映画にもなった。皆で宮ぷーを守っていたのではない。宮ぷーが皆のガーディアン、大きく温かな両手で守ってくれていたのだろう。
「姫、すみません。僕は今、知床のアテンド中なので、宮ぷーの方へ向かって祈ります」
そう言って電話をきった。
宮ぷー、もうどこでも自由自在に行けるね。さっき知床にも顔を出してくれて有難う。あなたはデッカイ漢でした。
6月23日午前5時5分。宮ぷーは安らかに旅立った。
             ノムラテツヤ拝
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