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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ヒグマ親子

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いやん、見てみて!
ヒグマの家族が知床岬で遊んでいました。
今年生まれたばかりの子熊が、こちらをちらり。
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「あのぉ、そちらは何をされてるんですか?」
「はい、美しいあなた達に逢いにきたのです」
本物の体験をすること、そうすれば、想像力が更に強化されるのだと思う。
熊さん親子、可愛かったなぁ。
            ノムラテツヤ拝
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青の洞窟

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知床岬の沖へ出て、知床半島を眺望する。
なんて美しい地形なんだろう。地球が壮大な時間をかけて作り上げた芸術だ。
その入江に、誰も知らない青の洞窟がある。カプリ島ならぬ、知床に青の洞窟があるのです。
鏡のような凪いだ水を切っていくと、緑から青色へ変化していく。
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僕らが知っていると思っていることなんて僅かなこと。その周りに息づく膨大な世界こそが圧倒的に面白いのだ。
             ノムラテツヤ拝
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シンギングリン

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体の奥の奥、そこへ細やかな振動が伝わると、今まで隠れていた記憶がふっと湧き上がる。
音、それも完璧に設計された倍音装置・シンギングリン。その力を存分に味わった時間だった。
設計者の真音(シオン)さんとご縁を頂き、「てっちゃん、一度神楽坂へ遊びにいらっしゃいよ」と誘ってもらった。
「ビックリする体験が出来ますか?」
「うんうん、出来るから、いらっしゃい」
サロンで出迎えてくれたのは、シオンさんと信頼するプロヒーラーのSさん。
「えっ、ヒーラーって。。。」
実を言うと、僕はヒーラーやマッサージが大の苦手。それも知らない人にツボや経絡を押されると、必ず体からお叱りを受ける。
「俺たちがいつもお前を完璧な状態に仕上げているのに、余計なことをしやがって・・・」
体は重くなり、酷い時には下痢になったりする。だから僕はいつも、好きな人以外は触らない、触らせないをモットーに生きている(笑)。
「今日は音を聞くだけじゃないんですか?」
「音によって、体を緩めてもらいます」
簡単な問診表があり、僕のコースが決まった。まずはこの銅と合金で作られたシンギングリンを頭にかぶり、音を鳴らすと体がビクンと反応した。
「どうしました?」
「僕、この音、どこかで聞いたことがあります。でも思い出せない・・・」
こんな風にして施術が始まった。仰向けに寝て、全身に音を響かせていると、ロクと呼ばれる倍音が鳴り、それらが体を包み込む。次の瞬間、はっきりと昔の記憶が見えてきた。記憶は海馬にあるというが、僕はそれぞれの細胞に刻まれていると信じる。それも今生より以前の記憶は、細胞の奥に隠されるように浸みこんでいる。
実を言うと、僕はある世界から地球に生きる母を選んで飛び込んできたという記憶を持っている。それは住んでいた場所から地球へ行くことが決まり、その準備をする部屋から母を探していた。その時の部屋の音が、まさにこの「ロクの響き」だった。そう、僕はこの音に包まれながら、魂を調整し、地球へ周波数を合わせていったのだ。
驚いた。今生で、それも地球上で、こんな経験をさせてもらえるなんて。そして何より良かったのは、ヒーラーの手は僕の体に一切触れず、その間にシンギングリンが置かれていたこと。それにより、どの人間が繰り出す氣よりも、細やかで調和の響氣が体の芯へ伝わった。
施術を終えてからはシオンさんと神楽坂中華。設計図が降りてきた話から、これらをどのように地球上で使うかの未来像まで聞かせてもらった。
シンギングリン、ご興味ある方は一度体験してみて下さいね。マッサージ嫌いな方でも、きっと心を震わされますよ。
               ノムラテツヤ拝
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13回の大ジャンプ

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一艘、また一艘と船が羅臼港へ戻っていく。
船長とめくばせして、僕らは帰らずに待つことに。
海の中を想う。観光船が何艘も来ることでエンジン音が爆発し、シャチたちはきっとイライラしているだろう。
船のエンジンを切ってもらい、僕らはただシャチを見つめた。
海中が盛り上がる、巨体が宙に浮かぶ。一瞬、すべてのものが止まり、次の刹那、圧巻の飛沫が空へ舞った。
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右からも、左からも、まるでシャチが僕らに見せてくれるように、次々に大ジャンプを繰り出す。
1、2、3、4、数えていくと、なんと13回のジャンプで、僕らを魅了した。
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僕らの命と野生動物の命は、見えない場所で深く繋がっている。だから、彼らが楽しい方向へ、僕らが待てばいい。
ラストは雄の大ジャンプ。どれよりも大きな水しぶきが上がった。
            ノムラテツヤ拝
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新世界写真295

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イースター島に住んでいたとき、阪根ひろちゃんと一緒にラノカウ火山を見に出かけた。
「こりゃぁ、まさに自然が作り上げた曜変天目茶碗だな」
「なんですか、それ?」
「日本人なんだから、それくらい勉強しておきなさい」
これが、僕と曜変天目茶碗との出会いだった。帰国してから、すぐにその器を直に見つめた。
中国の南宋の時代に作られた、曜変天目茶碗。漆黒の器の中には深い瑠璃色の斑紋が散らばっていた。まるで宇宙に連なる惑星、または地球の中に生きる生命の集合体のようにも見える。角度を変えると虹色に光彩が輝き、星雲や天の川のような流れも見えてくる。
現在は日本だけに3点ほど残り、いずれも国宝。器の外側を見ると、まさに宇宙。寒気がするほど鮮烈な美しさだった。
あのラノカウ火山での話から、ようやく体感することが出来た曜変天目茶碗。そしてイースター島の本を作ったことで知った島の別名「マタキテランギ」。その意味は「天を見つめる目」だった。人間の根幹は、やはりどこかで繋がり、重なり合っているのだ。
                  ノムラテツヤ拝
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