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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

究極の選択

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究極の選択だった。
相変わらず海の波は高く、前夜の予報では「沖ノ島へ向かうのはかなり難しい」と言われていた。
宗像神社は、宗像の辺津宮、大島の中津宮、沖ノ島の沖津宮の3宮からなり、もし沖ノ島へ行けない場合は、大島の中津宮へ行くことになっていた。
当日、A権宮司から電話が。「てっちゃん、つっちーの男性2名で行くのであれば、揺れるけれど沖ノ島に行けないことはない」との船長判断だった。
「どうする?」
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海のスペシャリストのつっちーと行くのであれば、何があっても大丈夫だとは思う。でも今回の20名のツアーで、僕ら2名だけ別れ、沖ノ島へ行くのはどうなのだろう? こんな時に僕は必ず自分の体と未来にオーリングをかける。
「どちらの方がより皆が幸せになるのか? そしてどちらの方が神様がお喜びになられるのか?」
心を静めてオーリングをすると、沖ノ島ではなく、大島へ呼ばれた。港で皆と合流して、大島行きのチケットをもらう。定期船で出航すると、宗像の町が遠くなり、20分くらいで大きな島影が見えてきた。
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宗像の辺津宮は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、大島の中津宮は湍津姫神(たぎつひめかみ)。島へ近づくと、その中津宮の鳥居が見えてきた。心を込めて、丁寧にご挨拶をさせてもらおう。
                  ノムラテツヤ拝
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ひろしの教え

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10年前、僕はナスカの本を書こうとしていた。ひとつひとつ調べていくと、いくつかの疑問が。それを突破しないと本を編むことが出来ないと途方にくれていた。そんな僕を見かねた阪根ひろちゃんが、「〇月〇日に予定空けておけ。東京駅へ〇時に来い」と肩を叩いて笑った。
何があるのかと東京駅へ向かうと、山形行きの切符が手渡され、秋田新幹線で天童へ向かった。改札口で待っていてくれたのは、山形大学の坂井先生。二度ほどペルーで面識はあったが、ナスカ文化の世界一の研究者でもあった。
「すみません、こいつがナスカで聴きたいことがあるって」
「あはは、そうですか、阪根さんの頼みであれば、何でもどうぞ」
山形大学の学長、副学長、坂井先生、阪根ひろちゃんの5名で、炉端焼き屋さんへ。東北の魚介類を堪能させてもらいながら、僕は疑問を坂井先生へぶつけた。それはあまりにあっさり、シンプルな答えだった。それを聞いて、僕はナスカの本を書くのを止め、他のやりたいことへ全力投球することに決めた。
帰り道、阪根ひろちゃんが僕に伝えてくれたことは、今も僕の胸に深く刻まれている。
「本なんて読まなくていい。もし疑問や質問があったら、本の著者に直接質問しろ。そういう人生を歩め」と。
つまり、一番大切なのは有限の時間。だから無駄な本に費やす時間があるのであれば、本の著者へ質問出来る状態を作れ、ということなのだろう。
今回の舞台は宗像神社。それなら、最も偉いA権宮司から直接話を聞かせてもらえれば良い。今まで分からなかった沖ノ島の秘密が、権宮司の口からこぼれ落ちた。そうそう、僕が知りたかった、聞きたかったところは正にソコ。
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「明日、波が高ければ大島へ、低ければ沖ノ島へ向かいましょう」
宗像名物のアナゴ尽くし。まるでフグのてっさのように出されるが、なんのなんの、フグよりも上質でふくよかな味にキリキリ舞い。
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そして呼子のイカが妖艶に卓上で舞った。食感はコリンコリン。気品のある甘みが口内へ広がった。
               ノムラテツヤ拝
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新世界写真317

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ドナウ河を越えてハンガリーへ。ブラチスラヴァからは、たったの1時間で首都のブダペストに到着。町へ入る頃には、陽が傾いて石畳が黄金色に輝いた。
「ゴールデンシティ」。
最初に呟いた言葉が、後の首都のイメージに深く重なっていくとは、この時の僕はまだ知らなかった。
ゲッレールトの丘へ登り、最後の夕日をカメラで掴む。そして夜の帳が降りる時間を静かに封じ込める。もしかしたらブダペストの夜景はヨーロッパ一かもしれない。西側のブダ地区と東側のペスト地区の間にかけられた“くさり橋”。そのライトアップは、まるで夜という闇にかけられたネックレス。時が経つにつれて、更にゴージャスになっていった。
                  ノムラテツヤ拝
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モーニングコール

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朝、突然早く目覚めた時、それは自然からのモーニングコール。
そんな時、僕は必ず空を見るようにしている。
今日もそうだった。5時過ぎに目覚め、外へ出ると、圧巻の朝焼けが。慌ててカメラをセットして一枚、また一枚と寝ぼけ眼で撮らせてもらう。
もう一度眠ろうと思うが、何だか寝付けない。どうしてかな? 再度窓を覗くと太陽の逆側に、図太い虹が一本立ち上がっていた。
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大自然はいつもあなたに声をかけ続けている。それを受け取るか、受け取らないかはあなた次第。誰にも平等に、愛という声で語りかけている。
                ノムラテツヤ拝
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