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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

雄のエゾシカ

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一頭のエゾシカが川を横断していた。
望遠レンズで覗くと立派な雄。車を降りると、威嚇するように遠くから僕を睨んだ。
ジッと見つめていると、張りつめた緊張感を嫌ったのか、川面を蹴って走り出す。
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その向こうには霧がたゆたう。僕は鹿語で話しかけてみる。
ピタリと足が止まり、こちらを見る。その間も、霧が右から左へゆっくりと流れていく。
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もしかして、これは・・・。
そう、僕は、写真の師「星野道夫」の、ある写真を、目の前の光景に重ねていた。
                ノムラテツヤ拝
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アイヌの次元扉

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アイヌの古文書を読んでいた。伝承文の中で、山で生きる猟師おじいさんとおばあさんの話が書かれていた。おばあさんに先立たれ落ち込んでいたおじいさん。でも朝方森を歩いていたら、遠くにおばあちゃんの姿が、慌てて声をかけようと近寄ると、おばあちゃんは森の奥の大きな洞窟の穴へ入っていく。追いかけるが、洞穴はすぐに行き止まりとなってしまう。ハッとしたおじいさんは、この穴があの世への入口だと知った・・・。
手が震えた、、、僕のライフワークのひとつ。それが「次元の扉」を体感すること。次元の扉とは、この世とあの世の境。世界にはもちろん、日本にも黄泉比良坂などいくつかある。でも北の大地、それもアイヌ文化の中で「次元の扉」は無かったのだろうか? それがここ数年のテーマでもあった。が、ついに見つけた。伝承の前後を読み漁り、場所の検討を付け、地図で調べる。後はそこに立ってみれば良い。駐車して獣道を行く。大地の氣と僕の氣をリンクさせる。
「その洞穴はどこにある?」 
あとは大地からの声に耳を澄ますだけ。体が西へ西へと引かれ始める。その淡い力に身を任せ、森の奥へ奥へと分け入る。突然、巨大な岩場が現れる。漆黒に、鉄分の赤い線が走る。もう少し、あと少し。アイヌの次元の扉は、ぽっかりと深い口を開けていた。
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周りには、故人を慈しむように野花が咲き誇り、風にゆらゆらと揺れた。
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この世とあの世は間違いなく繋がっている。別の世界にあるのではなく、この世界に表と裏のようにリンクしている。亡くなった人は自由に行き来し、生きている人は入れない。それだけのことなのだろう。
              ノムラテツヤ拝
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新世界写真345

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飛んだ。
あまりの衝撃に体が耐えられなくなり、幽体離脱しそうになった。圧巻のヌルヌル温泉に浸かり、海辺で買ったホタテ、ツブ貝、そして北海シマエビ。
一昨年初めてこの味を体験し、サッポロクラシックの最高のアテは、この塩ゆでしたシマエビなのだと痛感させられた。
シマエビ、シマエビ、シマエビ、ビール、ツブ、ホタテ、ビール、シマエビ、シマエビ、シマエビ、ビール、ホタテ、ツブ。
これで、僕の意識は飛んだ。北海道、それも道北、旨すぎるであかんわぁ。思わず地元の名古屋弁になってまう・・・。
             ノムラテツヤ拝
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