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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

朝の神氣

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地球は夜中で一度リセットされる。
昼に生きて、夜に死ぬ。そしてまた朝に産まれる。一日一生の世界だ。
だからこそ、早朝の氣は生まれたて、出来立てほやほやの鮮度がある。
漆黒から登り始め、朝日と共に聖なる磐座に上がると、そこは昨日とは別次元だった。
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天から降りてくる透明なパイプとでも言えばいいのかな、神氣が通る道管の役目を果たしていた。
全身の氣を螺旋状に交わせて、この場と重なり合う、溶け合う。すると、森がざわめいた。
さぁ、真実の風が吹いてくるぞ。僕は、目を瞑って、その声に耳を傾けた。
ノムラテツヤ拝
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学研プラス

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「学研プラス 超特大版漢字ナンクロプレミアハーフ10・11月号」。
なんだか、魔法使いの呪文のように聞こえるが、この本に、ニュージーランドで撮影した羊の親子写真が採用された。
漢字ナンクロって、なんだろ? そもそも、その問題にどうやってこの羊たちが使われたのかな?
世界は、摩訶不思議なことで満ち溢れている。
             ノムラテツヤ拝
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新世界写真379

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紺碧の空の下、ハイダグアイ島の最南端で一本釣り。
まずはガイドのブライアンが手釣りの手本を見せ、あっという間に50センチ級のタラを。次は俺とばかりに82歳のジョーが、今度は1m以上のキンムツを釣り上げた。これで今晩のメインディッシュは決まり。それにしてもなんて豊穣な海なのだろう。
僕はこの地を訪れるまで、大きな勘違いをしていた。原住民であるハイダ族やアサバスカン族は、どうして辺鄙な南東アラスカから西部カナダの島々に定住したのだろうかと。でも、来てみたから分かることがある。ここは辺鄙ではなく、特別に豊かな海。つまり彼らは、最高の聖地に住むエリート集団だったのだ。最後の晩餐も話題が尽きることなく、皆でワイワイと楽しく命を頂いた。自分の五感で感じないと分からない真実がある。僕はこれからもそれを大切にしながら生きたいと想う。
ノムラテツヤ拝
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