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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

日経BP

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おぉぉぉぉ、日経BPコンサルティングさんの2023カレンダーに、ペルーのレインボーマウンテンの写真が採用されたと連絡が入った。むふふ、昨日のジブラルタといい、続くときは続くもの。ペルーもようやく入国制限が全面撤廃されたので、今年は6月と9月に行こうと思う。3年ぶりのレインボーマウンテンは、どんな歓迎をしてくれるかな?今から楽しみで仕方ない。地球が創り上げた壮大な芸術、その写真を大切な会社のカレンダーに使用してもらい、心より感謝しております。
           ノムラテツヤ拝
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霧氷の森

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森の木々が雪に覆われることを「樹氷」と言う。冬のスキー場などで見たことがあるという人が多いだろう。それに対して、霧が作る「霧氷(むひょう)」を御存じだろうか? 極寒の朝、温度差によって霧が生まれ、霧の水分が樹に付着してそのまま凍る。まるで細いつららのように、枝を完全に凍結させる。朝を迎え、太陽が出ると、一気に消えてしまう儚い自然現象だが、道東は違った。
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-20度の寒波で作られた霧氷が、午前中はもとより、午後まで残っているのだ。
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その理由は最高気温が-10度までしか上がらず、無風なため。
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そして「樹氷」と「霧氷」のコラボレーションが、全山で繰り広げられた。冬の森風景で、ここまで美しい現象ってあるだろうか? 
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もちろん樹と樹の間をダイヤモンドダストが降り注いでくる。
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いやぁ、新年そうそう、身も心も震えるような景色だった。
       ノムラテツヤ拝
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圧巻風景

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天候、気温、時間、それらがすべて揃った時、大自然は圧巻の光景を見せてくれる。
僕たち写真家は、それらの時間を計算し、読みながら動いていくわけだが、一番大切なのは日々現場に立つこと。
今日は雨が降っているから、吹雪だから、ではなく、日々、立ち続けるのだ。そこから学ぶことは極めて大きく、今の僕の根幹を成しているといっても過言ではない。
誰も撮影したことのない神々の視点、大自然が最も輝く時間、地球が深呼吸する瞬間に、僕は見惚れてしまう。
今日も、太陽の光が燦々と降り注ぎ、圧巻の風景が眼前に迫った。
             ノムラテツヤ拝
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白鳥温泉

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はー、寒い、寒い。こんな日は、湖畔の温泉へ。
すっぽんぽんになって浸かっていると、湖上から5羽の白鳥が近づいてきました。
「おはよう」
「うん、おはよう、僕らもここが温かくて好きなんだよね」
よく見ると、温泉水が湖に流れ出ていました。人間も白鳥も温泉が大好きです。
コホッ、コホッ、白鳥の幸せそうな顔に、うっとりしました。
        ノムラテツヤ拝
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新世界写真441

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「森の時計はゆっくり時を刻む」
倉本聰さん原案、脚本の伝説のドラマ「優しい時間」が放映されたのは、もう10年以上前のこと。寺尾聰主演で、二宮和也、長澤まさみ、大竹しのぶも出演していたっけ。エリート商社マンだった寺尾聰が、妻の死を機に退職。富良野に移住して、喫茶店「森の時計」を開く。そこに集う物語なのだけれど、毎度、何か劇的なことが起こるわけではない。淡々と人々の交流が描かれるだけなのに、何故か涙がこみあげてくる作品だった。その舞台となった喫茶店が、新富良野プリンスホテル近くにある。
10年前に訪れた時は、さすがに観光客だらけで長蛇の列。入るのを断念したが、今回は真冬。静かな時間が待っていてくれた。カウンターに座らせてもらうと、名物のコーヒーミルが10個並んでいる。番組内でもそうだったように、ここはコーヒー豆を自分で挽いて飲ませてもらえるのだ。ミルを時計回りにまわすと、車輪が軋むように、ギィーギィーという音が店内に響き渡る。やがてその音がジャージャーと滑らかになると、突然ふっと回す手が軽くなる。こうなると挽き終わり。それらを店員の女性が、丁寧にゆっくり、ゆっくりと淹れてくれる。ひと手間、ふた手間、そんな上質な時間が流れていく。
「どうぞ」
出された珈琲の表面には、純白の冬の森が。まるで、優しい時間がそこに浮かんでいるようだった。
           ノムラテツヤ拝
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