再会2023-01-09 Mon 18:42
![]() 僕は鹿語が話せるので、呼びかけてみる。 「おーい、帰ってきたぞ~。2年前、ここであの奇跡の鹿を撮影してから、骨折をしちゃってね」 一頭、一頭が僕の言葉に頷くように、こちらを凝視する。 ![]() 「骨も完治して、また遊びにきたよ」 群れのリーダーが、頭を上下に揺らし、仲間たちに合図を送った。逆光に浮かび上がる、鹿たちのシルエット。自然が撮らせてくれている、動物たちが撮らせてくれている。そんな感じがするときが確かに在る。 ![]() それは、僕の命の振動と、大自然の振動がシンクロし、らせん状に同量で絡み合った時。僕はこれから繰り広げられる圧巻風景を、まだ知る由も無かった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
内観2023-01-09 Mon 12:55
![]() もしここにムース(ヘラジカ)が歩き、夜空にオーロラが舞ったのであれば、、、僕は、きっと移住しただろう。それほど、道東の厳冬期は美しかった。大きな湖は完全凍結し、その氷が青空を映す。今、見えているすべてが凍っているのです。一見、動てないように見えて、雲は流れ、太陽は傾き、氷の下では凍結、融解が繰り返されてる。 僕らの体も一緒ですね。一日一日は変わっていないように見える。でも、間違いなく細胞は変化をしながら、寿命という一本道を走り続けている。自然を見て、自分を観る。それを内観というが、2023年はかつてないほど、その行為が必要となってくるような氣がする。自分を見つめる時間を、どうぞ大切に。体と心は人生を進むための両輪、どちらも大切ですから。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
阪根大学6-92023-01-09 Mon 11:34
![]() 新年そうそう、阪根大学が爆発した。 阪根大学6の第九回目の講師は、関野さん、岩田よーちゃん、光田兄のトリオ組。 まず、どしょっぱつから関野さんが破裂した。今年は奥多摩でサバイバル生活をする。すべてを一から作るお金をかけない方法で。1月~3月は石器作りから家作り、4月~6月は、、、とグイグイと聴衆者を引っ張る。何より、関野さんのドキドキワクワク感がこちらに伝わり、場が巡り出す。世界最高の冒険家が、世界最古の縄文人へ回帰する。効率優先の世界から、非効率の世界へ。それらを東京でやることに意味があると力説した。 ![]() 2番手は、岩田よーちゃん。年始の家族で行った延暦寺の参拝。そこで見た鬼追いの話から、正月の意味、儀式の必要性、そして最近はやりのチャットポッドまで縦横無尽。身近になってきたAIの存在、そしてこれからは、天職しか残れないと説いた。天職とは英語でvocation、語源はvoiceから来ているという。つまり、天職とは天の、自身の声を聴くこと、先人の言葉を引用して「自身の深い喜び」×「この世の必要」と教えてくれた。 ![]() ラストは、光田兄。ケイシーが語った笑うことの重要性から始まった。「1日に三人の人を笑わせなさい。そうすれば、あなた自身も健康になり、他者も健康にする」。そこから新年の夢について、夢の解析方法について。頭で解けなくて良い、魂の平穏のために夢がある。やっぱり光田兄は、いってしまってるなぁ。大いに学ばせて頂きました。そして最後には、夢のお陰で高嶺の花の奥様と結婚されたエピソードまで披露してくれた。 ゲラゲラ笑う、フムフム学び、じわーっっと感動する。阪根大学らしい、素敵な大人の時間でした。 今年も、阪根大学は発進します。阪根大学7も絶賛募集中ですので、ご縁があれば、是非手を挙げて下さいね。 https://fieldvill.wixsite.com/sakane7 今年も、大いに笑い、学び、感動しましょう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真4432023-01-09 Mon 08:49
![]() 北の大地は豊かだった。風景も集う人も食材も。それにしても、こんなに短期間に濃密な雪を見たのは何年ぶりだろう。ひらり、ひらり。さぁーさぁーー。ふわ、ふわ、ふわ。天から降り注ぐ雪の音。耳を澄まして、僕は聞き入った。 雪にはいろいろな撮影方法があるが、それらをひとつずつ試してみる。ライトアップの色と共に、少しずつ変化させて。どんな風に雪が舞ってくれるかによって、写真が変わるので、息を止めて待つ。ここだ、と想った時に写真が生まれる。凍えているときは寒い写真、集中しているときは濃密な写真、感謝しているときは穏やかな写真が。僕の中に自然があり、自然の中に僕がいる。宝珠の網(インドラの網)の世界が、目の前に広がった。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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