狐の狩り2023-01-11 Wed 17:06
![]() 狐が突然、立ち止まる。鼻を大地へ近づけ、耳を高く上げた。次の瞬間、無音で真上に飛び上がり、雪の中にダイブ。顔を起こすと、口元には、小さなネズミがぶら下がっていた。 ![]() 一瞬でかみ砕き、一気に呑み込む。そしてまた、テクテクと歩き始めた。動物たちが持つ静と動、それらが淡々と切り替わり、連綿と繰り返される。その力強さに、いつも強く胸を打たれる。 ![]() 狐もネズミも大切な命。こうやって、僕らはひとつの命を生きていく。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
冬のキタキツネ2023-01-11 Wed 12:26
![]() 鹿の歓迎を受け、興奮冷めやらぬ間に、狐が姿を見せた。 ![]() 雪上をテクテク歩き、時折匂いを嗅ぎ、耳を左右に振った。冬のキタキツネは、とにかく美しい。春夏秋のボロ雑巾のような毛並みから、ゴールドに輝くふっくらとした冬毛へ生まれ変わるのだ。早速近づいてみると、僕の動きを観察しながらも、一定の距離を保つ。これが動物と人間との侵してはならない距離「ナチュラルディスタンス」だ。この見えない一線を超えるから、動物は一目散に逃げてしまう。だって自然の掟を破っているのだから。でも、その距離感に敬意を払い、狐が嫌がったら一歩下がれば、狐はその姿を存分に見せてくれる。 ![]() 大切なのは、人間も動物も同じ。相手が嫌なことはしない。そんなそぶりが見えたら、後ろへ一歩下がること。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真4452023-01-11 Wed 08:27
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