まよい2023-01-15 Sun 17:55
![]() 「自分の時間に、どれだけ真剣になれるか? やりたいことに、どれだけ命を賭けられるか? それらを取捨選択するのも、また自分なのだ」。 昨年の12月から今月にかけて、迷わされるようなことが多々続いた。今年は年の半分6カ月を海外で過ごす、そう宣言して、動き始めたところだった。 まず、NHKからの大型番組の出演依頼が。僕の大好きな南米のある地域を一緒に巡ってくれないかというもの。お力になれるのであればと伝えたが、ポストコロナの今、番組予算で何人連れていくのかの問題で、話が長引いてきた。もうひとつは、東京ビッグサイトで開催する終活イベントで、芸術家(写真家)代表として登壇してもらえないかと打診が。仕事としての条件は良い。時間が合えばと答えると、野村さんで行きたいけれど、1月中旬以降じゃないと講演者を確定できない。そして、海外からの帰国を早めないといけない日程だった。 なんでかな? どうして、僕は外国で思いっきり撮影に励みたいのに、別の仕事で引っ張られるのかな? 1月に入り、その答えが出た。僕の心に少しの迷いがあった。神はそこを試されたのだ。 「おまえは何のために生きているのか?」 皆と幸せの道を歩み、地球を遊ぶため。 「おまえの一番やりたいことは何なのか?」 新しい体験と経験を積み重ねること。そして日々地球に抱かれること。 自問自答を繰り返し、想いをシンプルに、そぎ落としていく。そうなれば、自然と答えが浮かび上がってくる。NHKさんにも、就活の主催会社にも、自分のやりたいことを話し、時間が大切なことを伝え、断らせてもらった。 「人生で一番大切なものは?」 それは僕にとって、NHKに出演することでも、講演することでも無い。地球を遊びきることなのだから。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
がくしゅうあおぞら2023-01-15 Sun 09:44
![]() 「野村さんは何に写真が使われるのが一番嬉しいですか?」 以前、講演をさせてもらったときに、聴衆者から質問を受けた。 「まずは世界の五大科学誌(ナショジオ、ネイチャー、サイエンス、ゲオ、ライト)、その次はやっぱり教科書ですかね」、そう答えたのを今も昨日のことのように覚えている。教科書の何が嬉しいかって、そのページを不特定多数の子供たちが、何度も見てくれること。一枚の写真が、その子の好奇心に少しでも関われたら、そんな嬉しいことってない。 フレーベル館から出版された「がくしゅうあおぞら12月号」 https://bit.ly/3Wc2pHW 5~6歳児用のキンダーブックだが、今回のテーマは郵便局。中を見ていくと、日本の郵便ポストと世界の郵便ポストの違いが。フィンランドのポストは、書留用(青)と普通用(黄)の2本が仲良く並んでいる。「へぇ、身の回りと違うものが、日本と世界とは違うんだ。なんだかおもしろいな」。そんな小さな心の揺らぎが、やがて大きく育ち、自分の眼で見て歩きたいと思うようになったら、僕は写真家になって良かったなぁと思うのです。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真4492023-01-15 Sun 08:40
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