3年ぶりの長旅へ2023-01-22 Sun 19:14
![]() 少しずつ時間をやりくりして、ようやく成田へ。2023年は半分の6カ月は海外で過ごすと宣言して、そこへ一歩ずつ近づけてきた。成田エクスプレスに乗って、武蔵小杉から東京経由で成田空港へ。この通いなれた路線も、久しぶりで感慨深い。コロナ禍での骨折を経て、髄内釘手術→癒合→抜釘手術→旅へ向けての筋肉を付けてきた。今日、コロナ前と同じカメラザックに機材を入れて背負ってみる。足は悲鳴を上げることもなく、筋肉にギュッと力が入った。僕の中で、これが完治の瞬間だった。 「長い間、待たせたね。ようやく、自在に地球を遊ぶ準備が出来たよ。さぁ、一緒に行こう!」 体の各部位をポンポンと叩くと、体も内部から呼応した。 「待ってたぜ、もう骨折はごめんだぜ!」 成田空港は、完治を祝福してくれるような夕焼けで出迎えてくれた。 「有難うございます。長かったけれど、僕にとって大切な勉強になりました」 頭を下げて、成田へ入場。さぁ、明日から、3年ぶりの長旅へ出発だ! ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
エゾフクロウ2023-01-22 Sun 18:49
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丹頂2023-01-22 Sun 12:28
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アテンド道2023-01-22 Sun 08:53
![]() ふふふ、良いぞ、良いぞ。この3年間、この圧力から離れていた。国内deepツアーと海外deepツアー、これはやはり海外ツアーの方がリスクが高く、万全の準備が必要となる。タッキーと行くペルーツアーも、ようやくメキシコ周りの安い航空券を、旅行会社社長と航空会社のCEOの力で手配させてもらえることになった。 みんなが幸せになる道を考え抜く。爆発的に楽しい旅になるよう、圧巻のピースを当てはめていく。そもそも、このペルーツアーは、今から21年前、僕が27歳の時にリマ在住の阪根ひろちゃんに逢うところから始まった。その時僕は南米のチリからペルーへ入ってきたが、あまりにひろちゃんがチリの食文化を馬鹿にするので、キレた。 「そこまで言うのであれば、ペルーで満足させてくれるのでしょうね?」 喧嘩を売ったまでは良かったけれど、それから2週間、阪根ひろちゃんは昼、夜、昼、夜、とリマのあらゆるお店で美食を体験させてくれた。2週間後、僕は土下座をして、ひろちゃんに言った。 「僕が間違っていました。ペルーはウマい、すみませんでした」 「分かれば良いんだよ、分かれば」 「これほどまでに美味しい食事を僕だけで味わうのは勿体ない。もし可能であれば、ペルーツアーを作りますので、阪根さんアテンドに入ってもらえませんか? もちろんガイド代は払います!」 あれから21年、ペルーツアーは毎年の恒例行事となり、ウユニ塩湖や、イースター島とも組み合わせながら、1年に大体2度のペースで訪れた。ツアーの終わりには、必ず参加者にアドバイスを貰い、翌年にはブラッシュアップ。だからこそペルーツアーは円熟度を増し、無双状態となった。 何も心配はいらない、、、そう思いながらツアーの準備をするものの、ポストコロナで僕は今までと違う想いに捕らわれていた。ペルーツアーは、阪根ひろちゃんと自分、二人でやらなきゃ意味がない。でも、阪根ひろちゃんも74歳を迎え、いつまでアテンダーをしてくれるかが秒読みになってきた。阪根さんがどこか体を悪くしてるわけではないですよ。でも少しのバランスの崩れで、アテンダーは出来なくなるのです。ツアーで、お客様にかかる負荷が1だとしたら、アテンダーはその10倍~20倍かかります。いくら自分が全力でフォローしても、必ずその時はやって来てしまう。だから、僕は怖い。でも、それと同じくらい、今年は2度もアテンドのチャンスがあることが嬉しい。 僕のアテンドの先生は、御犬さまの小林正樹さん、そして御猿さまの阪根ひろちゃん。20代から、二人にアテンド道を背中で見せてもらい、時に手取り足取り、教えてもらった。次は僕が引き継ぐとき、そして渡していく番。でも、僕はまだまだ二人から勉強したいんだよなぁ。人生って、残酷で美しいものなのでしょうね。最近、特にそう感じます。まずは、目の前のことを丁寧に。ペルーツアー、全力で積み重ねます。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真4562023-01-22 Sun 08:34
![]() グランドキャニオンを後に、旅のハイライトとなる地へ向かった。 16年前は、誰も知らなかったナバホの聖地が、SNSのお陰で今や大人気の「アンテロープ・キャニオン」へ。この渓谷は、アッパー(上部)とロウワー(下部)の2か所があるので、今日はロウワーへ参加する。 近くのガス工場からモクモクと煙があがる中、雪の積もる渓谷へ。最初にガイドと落ち合い、そこから悪魔の口へ落ちていくような階段で入っていく。 今まで何枚もの写真を見てきたが、僕が感じてみたかったこと、それはどれほどキャニオンの壁がざらついているのか? 触れた瞬間、声が出るほど驚いた。砂壁は想像以上にツルツルしていたのだ。ここは古代から大量の雨が降った時に出来る川床の跡。顔を近づけると、壁には幾本もの線が刻まれていた。アンテロープ渓谷は、何万年も前から水が丁寧に磨き上げてきた芸術だった。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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