ガジアンテップ2023-02-07 Tue 22:34
![]() うぅぅ、悲しい。 トルコ西部をくまなく巡り、イスタンブールへ帰ってきた途端、トルコ大地震が起こった。 ガジアンテップ、アダナ、カフマランマラシュ、シャンルウルファなどは長逗留した地。そこが震源地になるなんて。耐震建築が無縁のトルコだから、その被害は甚大だ。特にガジアンテップは、トルコ料理の故郷とされ、トルコ人ですらその名を聞いただけで目を細める。 ![]() 郷土料理の筆頭がベイラン。子羊の骨付き肉を煮込んだ雑炊スープ。脂、米、ほぐした肩肉を銅製の器へ盛り、スープを加えて強火で一気に仕上げる。肉のうまみにパプリカの辛さとコショウ、ニンニクが完璧にマリアージュした逸品だ。 ![]() そしてデザートはカトメル。薄く伸ばした生地に、ピスタチオとカイマック(牛乳を煮詰めた濃厚クリーム)と砂糖に入れ、四角く折りたたんだもの。あんなに楽しませてくれた美しき町が、今、悲劇の舞台となっている。阪根大学や縁ある仲間たちと一緒に、トルコ募金を募り、まずは出来るだけのお金を送りたいと想う。ありったけの愛をこめて。トルコ、愛してるぞ~! ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
銀杏並木2023-02-07 Tue 16:26
![]() ほんと、何が売れるのか、分からない時代。 でも間違いなく言えるのは、自分の心が動いたものを、大切にするということ。 ミラーレスカメラでも、フィルムカメラでも、iphoneでも、それらは言える。デジタルが出てくる20代後半までは、フィルムカメラ、それもスライドフィルムでしか、写真を買ってもらえなかった。デジタルが出てきて、高画素機の写真のみが流通するように。時代は流れ、カメラも小型、高性能化することで、iphoneなどの携帯カメラでも、2~3年前から売れるようになってきた。どんなカメラでも、売れる写真が撮れる時代、だからこそ、今まで以上に大切になるのは心の起伏に耳を傾けること。何でも撮っておけば、あとからトリミング、色調整できるからと適当に構えて撮った写真と、丁寧に自分の心の起伏にそって切り取られた写真、これはそこへ入ってくる氣が変わってくる。氣で分からない場合は、透明感と言い換えてもいいだろう。まるで自分がそこへ立っている、その世界観の中に没入する写真、それは必ず透明感と密接に繋がっている。 iphoneで撮影した、慶應大学の銀杏並木。それが小学館の「1978年のまんが虫」というコミック本に掲載された。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09861558 あの時の心の起伏を思い出し、少し、幸せな気持ちになった。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真4722023-02-07 Tue 16:21
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