磐座に立つ2023-03-31 Fri 09:24
![]() 聖なる磐座は、真北に伊勢神宮内宮がある。 GPSで測ると一度のズレも無い。朝の光が最初の磐座を照らし、少しずつ下がって伊勢神宮へ入場する。 それが天照の道。伊勢神宮はお宮ではなく、広大な宮域林の森=大自然なのだ。 頭で分かっている世界と、細胞で分かる世界の差。それは、体験と感動、そして全身で感じることが分岐点。 ![]() 聖なる磐座へ立つと、風が吹いてくる。そう、これが天照の、大自然のささやきなのだ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真5212023-03-31 Fri 09:11
![]() イースター島の滑走路は、スペースシャトルの緊急着陸地でもある。 島には似つかわしくない立派な4キロの一本道に、ドリームライナーが着陸した。 紺碧の空の下、皆、ドキドキしながら最初の一歩を踏み出す。ホテルにチェックインした早々、僕たちはラノカウ火山に出掛けた。阪根ひろちゃんが曜変天目茶碗と形容した、世界でも類を見ないすり鉢状の絶景だ。次々に感嘆の声が上がる。こんなとき、僕はとても嬉しくなる。自分たちが好きなものを、皆が驚き、好きになっていくこの瞬間。近くには創造神・マケマケのペトログリフが陽光に浮かび上がった。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
神宮隊と天照2023-03-30 Thu 21:21
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新世界写真5202023-03-30 Thu 21:13
![]() 雪面に白い影が走った。 なんだ?なんだ? 横にいた地元民らしきおっちゃんに聞く。 「今の、オコジョですか?」 「いや、たぶんイイズナだと思う」 「イイズナ???」 恥ずかしながら、僕はイイズナのことを知らなかった。 「わしも30年通っとるが、実物は初めて見た」 「30年???」 また稲妻のように白い影が走っていく。1秒止まり、また別方向へ。顔はやっぱりオコジョのようだけれど、明らかに小さい。そして早い。 生まれて初めての動物に逢うこと。これはワイルドライフフォトグラファーとして僥倖以外なにものでもない。彼らの動き、息遣いを通して、新たな命が僕の中に刻まれていくのだから。 びゅん、びゅん、と僕の前を走っていくが、全然ピントが合わない。あと0.1秒で合うというところで、また別の木の根元へ走ってしまう。 こんな時は、膝をついて肩の力を抜く。そしてただ、新たな動物の動きを見つめる。走り去った刹那、一瞬止まって、こちらを凝視する。その瞬間、シャッターが切れた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
内宮へ2023-03-29 Wed 08:51
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