新世界写真4932023-03-01 Wed 16:51
![]() 見ざる、言わざる、聞かざる。言わずとしれた、日光の三猿(さんざる)だが、その隣に子猿を抱く親猿がいるのをご存じでしょうか? 僕はまったく知りませんでした(笑)。でもその親猿の仕草、子猿の視線に、グッとこみ上げるものがありました。 僕は3人兄弟で、4つ上に兄、2つ上に姉がいますが、父が岐阜ユースホステルのペアレント(主人)をしていたこともあり、金華山近くの山で育ちました。世界で最も美しい場所は岐阜、と断言できるのは、父と母がたくさんの岐阜の美を見せ続けてくれたこと。そして兄や姉が山の中で遊んでくれたことに尽きます。父は僕にディスカバーご近所の大切さを説きながら、いつも遠くに視線を向けていました。その先は外国。日々、お客さんが世界中からやってくる環境だったので、僕も自然と異国に目が向いていったのかもしれません。 「お父さん、どこを見ているの?」。子供なら、必ず追うであろうその視線が、兄の海外一人旅で現実となりました。 「てつや、マッキンリー山はとんでもなく凄いぞ!」 写真上手な兄が撮影した北米最高峰に心を打たれ、僕はすぐにアラスカへ。そこで写真の師と出逢い、恋に落ちるわけですから、人生は土台とは、神の御業で用意されているなとしみじみ思います。父が遠くを見て、兄がそれを現実世界へ引き寄せた。僕はその偉大な2人をただ見つめ、なんだか格好良いな、面白そうだなぁと後を追ったのでしょう。この子猿は何処へ向かうのかな? きっと、楽しい未来を進んでいくんだろうな。だってすぐ先には、日光の国宝、陽明門が建っているのですから。陽明門から本殿を結ぶ線、これは真北を差し、天空には北極星が輝きます。きっと天照大神に導かれながら、子猿は旅を始めるのでしょう。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
伊勢海老雑炊2023-03-01 Wed 05:16
![]() ヨーロッパは確実に日本よりも物価が高い。ガソリンなんて軽く2倍だ。 でも、いつの時代も、現地のメルカド(市場)は安い。リアス式海岸の語源にもなる、スペインのリアス村。車を走らせていると、漁港らしきものが。早速、隣接の食堂に滑り込む。折角だから見たこともないものを、、、と「アロース・カルドーソ・コン・リブリガンテ」を注文。出てきたものを見て、思わず席からずり落ちそうになった。 ![]() リブリガンテとは、この地方独特の呼び名で、海老の王様のブルー・ロブスター。ようは巨大な伊勢海老だ。そこにトマトベースで米を入れてパエリアのようにグツグツと煮込む。まさに最強のブイヤベースの出来上がりだ。 ![]() 味は、んもう最高に決まっている。やっぱり、バーチャルやAIではなく、現地で楽しむ。人生はココに尽きるような氣がします。美味すぎて、まだ頭がボーっとする、、、 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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