ローマ2023-03-08 Wed 22:47
![]() 「全ての道はローマに通ず」とはよく言ったもの。 トルコ、キプロス、イタリア、フランス、モナコ、サンマリノ、ポルトガル、スペインと巡った旅の最終地は、やはりローマだ。食材もまた、すべてローマに集まってくる。この豊潤な都で、日本に帰るための手続きをした。ワクチン接種証明の無い僕は、日本帰国72時間前までのPCR検査、または抗原定量検査が必要。ローマでは抗原定量検査が出来るとのことで、鼻に綿棒をグリグリされて、今、無事に陰性証明を受け取った。 ![]() これで2カ月間の旅が終わり、明日、日本に向けて出発するが、今回の長旅で、流行り病以前と以後、世界がどうなったのか? 何が不要で、何が必要になったのかを肌で感じた。日本では残念ながら、まだ殆どの人が気づいていないが、世界では常識に、新たな形になりつつあることが多々あった。やはり「小さな世界で留まっていては、井の中の蛙では、面白くない。僕は地球に生かしてもらっているのだから、地球全体で暮らさないと」と痛感させられた。6月のペルーツアー、8月の南アフリカツアー、そして9月のペルーツアーなど、海外ツアーに、学んだことをガッツリと生かしていきますので、どうぞ楽しみにしていて下さいね。アッと驚かせますよ(笑) ![]() ふぅ、それにしても、イタリアってどうしてこんなに美味しいんでしょ。近々、住んでみようかな。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真5002023-03-08 Wed 17:20
![]() 早朝起きて、外へ出てみる。 カメラを高感度に上げて、ワンシャッター。液晶にフィッツロイの頂きが浮かび上がった。撮影の準備を整え、すぐにいつもの展望台へ。途中でのり先生とも会い、一緒に行くことに。 蒼い空にチャルテンの村明かりが煌めく。20年ほど前に来た時は数軒しかなかったのに、この発展ぶりと言ったらどうだろう? その理由は、すべてこの尖峰にあった。 「フィッツロイ」。 現地では「チャルテン」と呼ばれ、雲を吐く山を意味する。 全世界の雲は、ここから製造されていくのではないか?と思うほど、自由自在に山肌から雲を作り上げる様は、まさに芸術だ。 朝日が山頂に当たり、ゆっくりと下りてくる。荘厳で静かな黄金の刻。その時、背後から何か気配が。振り返ると、大きなコンドルが僕の頭上をかすめていく。反射的にカメラで追うと、見事に朝日のフィッツロイと重なり合う。焦らず、心を落ち着かせて、羽が大きく開いた瞬間、シャッターを押し込んだ。 空には、ハート形の雲が浮かび、思わず顔がにやけてしまう。世界で一番好きな山を前に、僕は大きな幸福に包まれた。 「有難うございます」と頭を下げると、フィッツロイはたちまち頂きに雲を作り、髪をかきあげた。 僕が20年もこの地に通い続ける理由が、ここにあった。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
瞬間勝負2023-03-08 Wed 17:18
![]() 「野村さんの周りには、面白いそうな方が沢山いらっしゃいますね。人を観る時に、どのようなことを注意されているのでしょう? お時間のある時に教えて頂けたら幸いです」。 今日も20代の若者たちから、丁寧な質問が飛び込んできた。う~ん、ちょっと難しいな。まず、僕は人を観ません。あの人はあーだから、こーだからと小さな枠で捉えたくないのです。そしてその人の過去や、今している仕事にも、あんまり興味がありません。 「では、何に興味があるのか?」 この瞬間です。出逢って、共に時間を重ねる今、どれだけ面白いのか? 一緒にいて楽しいのか? ただ、それだけです。そこがピタリと合えば、出来る限り一緒にいたいなぁと思います。どれだけ過去の栄光があろうと、仕事の権力や影響力を持っていようと、今、この瞬間に魅力的でなければ、僕にとっては無意味です。だから自ずと自分がやることも決まってきます。「目の前に現れてくれた人に感謝し、全力を尽くして笑わせ、楽しい時間を共に重ねる」のです。その日々の積み重ねこそが、楽しい明日を、幸せな未来をかたどっていくのだと信じます。まずは、身近の人を笑わせて、幸せにして下さい。その先に周りの人、さらに遠くの人へと伝播していくと思います。PS,写真は世にも不思議なヤシの実です。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
心の壁2023-03-08 Wed 05:58
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にっぽん丸2023-03-08 Wed 05:56
![]() 商船三井客船が主催する「にっぽん丸」。そのイメージ写真に屋久島のヤクジカが決まった。 国内に貼られるポスターやパンフレットでなく、海外向けの英文のポスターやパンフレット。まさかこの子鹿ちゃんが、世界で見られているとは思わないだろうなぁ。 屋久島の深い森を歩いていたら、ピンと張りつめた野生動物の気配が。立ち止まりゆっくりと振り返ると、樹間から小さな子鹿がこちらを不思議そうに覗き込んでいました。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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