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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

阪根大学6卒業式

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阪根大学卒業式が、無事に終わった。
今回の舞台は登別。その中でも最も好きな温泉宿で開催した。
学長の講演は、安定の1/fの揺らぎが爆発し、みな天界へ。
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夜は各地の日本酒が集まり、お国自慢。
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バー阪根も大盛況で2時まで怒涛の時間が続いた。睡眠時間が短くても大丈夫。だって、こんな素敵な白濁硫黄泉があるんだから。
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それにしても、差し入れてもらったお弁当、山菜たっぷり薄味で、美味しかったなぁ。
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阪根大学6の皆様、ご卒業おめでとうございます。
           ノムラテツヤ拝
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新世界写真575

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「人生で本当にやりたいと想えることは、それほど多くない。もしそれに出逢ったなら、その夢を大切に育んでいって欲しい」
写真の師匠から言われた言葉。動物や自然などを撮影するワイルドライフ・フォトグラファーになることを決めた瞬間だった。
「自然」を撮影する。これは突き詰めていけば、自分の「心の内側」を観ること。例えば、山の上に氷河湖があるとする。どんなに晴れ渡っていても、無風の状態でも、心がザワザワしている人がやって来たら、不思議と湖面にさざ波が立ち始める。
信じられないなら、ぜひ試して欲しい。つまり自分の内面と自然界は一致しているのだと思う。だからこそ、昔から人間の内側にも宇宙があり、外側にもまた宇宙があるという叡智が生まれた。華厳経の「宝珠の網」などは一即多、多即一でまさにそこに尽きる。
難しい話はどうでもいい。すなわち、自然はいつも、その人にとって最善の風景を見せてくれるということ。雨が降って山が見えない。雲ってしまって海が青くない。これは天の計らいではない。今の自分の心の在り方が創作しているのだ。そこにこそ自身が最も学び取れるチャンスがある。
とんがり帽子のような山を夕方から登り始めた。麓には蒼き湖があり、湖畔に座って自分の心の状態を、自然という鏡で見せてもらう。ここに来られたことに感謝し、山々の神々の幸せを想う。そして呼吸を深くし回数を減らし、心を静かにしていく。頬の表面を風が走り、湖面はザワザワする。まだまだ想いを手放さないと。一つひとつ解いて、またそれらを感謝しながら俯瞰して解放していく。
やがて地球の、宇宙の存在、それらがただ在るということに嬉し涙が浮き上がってくる。そうなると僕という自我は薄れ、ただ目の前の「在る」風景の一部となる。次の瞬間、シャッターが無意識にきれた。それは僕の行為ではなく、自然が僕の代わりに押してくれている。湖面は鏡のように反射し、そこに今の自分が映っていた。
ノムラテツヤ拝
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新世界写真574

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熱海に1年住んでいたというのに、どうして僕はこの半島を探検しなかったのだろう。
この頃、特に想う。人間は見たいものだけしか見ないし、知りたいものだけしか知らないと。日本47都道府県に足を踏み入れ、世界150カ国を撮影してきた。でも、僕らは常に灯台下暗し。コロナ禍で、地元を歩くと、あれも、これも知らなかったことにゾッとする。
熱海周辺の海岸部を眺め、突端になるのが真鶴半島。陸側からでは不便なところも海側からはゲートウェイとなり、当然神々を迎える聖域となる。古今東西、世界中に共通するこの事実を知っていれば、間違いなくこの真鶴は探検する地となるのだ。
僕は100歳まで地球を遊びきると決めているが、それでも残り52年。自分の足で自在に動けるのが80歳だと仮定すると、たったの32年しかない。世界の残り38か国に足を踏み入れることと共に、僕がやらなければならないことは決まってくる。勉強だ。もっともっと学ばないと、目の前の風景の奥が見えてこない。時間がまったく足りない。ソフトバンクの孫さんが言うように、僕らの時代は人生200年時代になるのかな? そうすれば少しは余裕が出てくるのに。風景をただ綺麗なだけでは終わらせたくない。僕はその奥に潜む歴史、記憶、命の本質を感じたい。地球は美というカケラの集合体。だからこそ、一景ずつ心の栄養にしていくのだ。
ノムラテツヤ拝
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のぼりべつへ

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羽田空港は過去にないほど混みあっていた。疫病が終わり、うずうずしていた人々が一気に出てきたのだろう。ターミナルB周辺で、手を挙げる人が。おっ、さすが卒業式だけあって、阪根学長は一張羅のジャケット姿。
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ANAの機体は一気に飛び上がり、レインボーブリッジと東京タワー、そしてスカイツリーを旋回して北へ向かう。
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卒業式→秘湯隊→礼文ロケハン→礼文隊と計2週間の北海道旅が始まる。まずは阪根大学6の卒業式が登別で。日本中から登別温泉へ学生たち集結。さぁ、皆で一緒に盛り上がりましょう。
         ノムラテツヤ拝
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花火大会

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お腹ぽんぽんで自宅へ戻ると、ぽんぽんと音がする。
んっ? 何だろうとベランダに出ると、東の山の端から、大きな大輪が。
花火???
ネットで調べると、コロナ後、3年ぶりの逗子市花火大会だった。
えっ、家から花火が見られるの? と慌てて、カメラと三脚を用意。
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腹に響く尺玉の音が、懐かしい。花火は魔除け。ようやくコロナが終わり、また新たな旅が始まっていく。
16年目の結婚記念日を盛大に祝ってくれて、どうも有難う。明日から北海道ですが、全身全霊で尽くします。
           ノムラテツヤ拝
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