しあわせのもり2023-05-01 Mon 14:42
![]() 今日、姫の新作映画「しあわせのもり」を見せてもらった。 「サムシング・グレート」という幹に、姫が好きなこと、譲れないことの枝葉が伸び、その先に愛という花が咲く。 姫の今まで生きてこられたダイジェストであり、記憶であり、大切な証。まるで宝箱の中身をそっと覗かせてもらったような映画でした。大切なことは、皆と一緒に手を取り合い、幸せの道を一歩ずつ大切にあゆんでいくこと。しあわせは自身の手の内にあるのですね。 ゴールデンウィークの最終日、5月7日に小松で映画の初上映会が開催されます。僕は東京で講演中なので伺えませんが、心を思い切り小松へ飛ばしますね。ご縁のある方、どうぞ「しあわせのもり」がある小松へお出掛け下さい。間違いなく、会場に集う人々が、温かな時間が、あなたの大切な宝物になりますから。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ハロ現象2023-05-01 Mon 12:37
![]() 空を見上げると、太陽の周りが虹色に光るハロー(暈)現象、いや「環水平アーク」が。 慌ててカメラを取りに戻り、超広角レンズを装着。外でさらに観ていると、七つの色がどんどん濃くなり、やがて幻日環(げんじつかん)に。英語では「パールリング」と呼ばれ、まるで真珠のリングが虹色に輝いているように見える現象。グリーンフラッシュ同様、とても珍しいため、一度見ると、生涯の幸福が約束される大自然からの贈り物だ。どこも途切れることなく完璧な2重の円に、自然が作り上げる神秘の世界に、僕は呆然と見上げた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真5512023-05-01 Mon 07:50
![]() スライドフィルムを見返していた。 デジタル世代の方々には想像で出来ないかもしれないが、僕が本格的に写真を撮り始めた18歳の頃(1993年)は、フィルムの時代だった。それもプロ志望だった僕は、ネガではなくリバーサルフィルム(スライドフィルム)を多用した。その理由はひとつ、印刷がネガよりも圧倒的に綺麗に出たからだ。ただし、デメリットもある。まずネガよりも適正露出を得ることが難しく、値段も高い。36枚フィルムだと一本安くて700円、スリーブ仕上げの現像も700円。つまり36枚で1400円 、単純計算でも一枚40円ほどかかっていた。だからこそシャッターを無暗に押すことは無く、ここぞという時までじっと我慢した。 フィルムを見返していると、その時の思い出がありありと思い出され、不覚にも涙が出てくる。敬愛する師・星野道夫を求めてアラスカへ向かい、動植物たちの虜になっていた頃、兄貴分の写真家に熊の聖地へ連れていってもらった。初めて野生の熊と対峙し、その命の輝きに全身を貫かれた。母熊と小熊が森の寝床へ獣道を戻っていく。僕たちも息を殺しながら付いていくと、子熊たちが木の枝で遊び始めた。それを見つめる母熊の優しい視線。僕はこの時、生きとし生ける者に序列は無く、すべてが等価なのだと知った。そして地球という揺りかごに揺られながら、すべての生命は1つの命を生かさせてもらっている事を確信した。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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