文化交流館2023-05-04 Thu 17:37
![]() 入場券を買おうと財布に手を伸ばすと、「鎌倉市民ではありませんよね?」と受付の女性から声をかけられた。 「はい、そうですが、、、」 「では、無料になりますので」とチケットが手渡された。 うううれしい、鎌倉市民になって良かった・・・。 ここは、アップルの本社ビルを手掛けた著名な建築家ノーマン・フォスターが作った日本に2つしかない建造物。無量寺谷にある、鎌倉歴史文化交流館だ。 ![]() 学芸員さんに話を聞かせてもらうと、江戸時代には刀工正宗の系譜を継ぐ綱廣の屋敷があり、敷地内には刀鍛冶を守護する刃稲荷が祀られていた。その時の段々状の水瓶跡が今も残されていた ![]() 。大正時代には、三菱財閥第四代当主の岩崎小弥太の別荘として使われ、廃れていた稲荷社を合鎚稲荷として復興、参道や鳥居、社を整備した。 ![]() そして平成12年にセンチュリー文化財団がこの土地を取得し、現在に至っている。鎌倉の刀鍛冶の里らしく、玄関脇に刀剣が飾られ、社へ向かう坂道は、雨風によってまあるく削られていた。 ![]() 鎌倉幕府が開かれた約800年前から、今までの歴史を想像で旅することが出来る。こんな空間を大切に後世へ残してくれた鎌倉市に、心から感謝する。大きなリビングには、中国で焼いた瓦の文字も見え、 ![]() ![]() 鎌倉時代から人々がお守りとして祀ってきた仏様も飾られていた。 ![]() 鎌倉の歴史は、僕の知らないことばかりだった。幕府~公方の地~江戸には忘れ去られた里になっていたこと。そして幕末から明治にかけて、鶴岡八幡宮を主として復興していく姿。それらが一枚の写真として残されていた。 ![]() とても勉強になりました。これからも企画展、楽しみにしていますね。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
タイワンリス2023-05-04 Thu 11:56
![]() きゃぁ、可愛いわん。 鎌倉の森には、リスがいる。タイワンリス(台湾栗鼠)。そう、もともと台湾はじめ、中国やマレー半島に住んでいたリスが、1935年、伊豆半島の公園から逃げ出したのをきっかけに、鎌倉にも住み着いたという。故郷岐阜の金華山にもたくさんいるので、その姿からすぐに分かった。在来種のニホンリスに比べ一回り大きく、尻尾が大きいのが特徴。鳴き声は、なかなかドスの効いた声を出すので、最初はリスだと思わないだろう。 ![]() 枝の上でしばらくジッとしていたが、静かに話しかけてみたら、こちらを見て相手をしてくれた。 ![]() 鎌倉にリスがいる。ふふふ、また撮影対象がひとつ広がった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真5542023-05-04 Thu 07:49
![]() 岐阜が故郷なので、幼少から隣の長野県へはよく連れていってもらった。父と母が山好きだったので、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳などを中心に。何度も通った上高地で、僕は兄と姉にどれほど遊んでもらったことだろう。 蒼く澄んだ梓川が流れ、その向こうには奥穂高から前穂高までの吊り尾根の雄姿。焼岳の噴火によってせき止めれらた大正池に、それらが完璧に映り込む。空気は静寂を保ち、鳥が囀り、雲が悠々と流れていく。木々の枝葉が風に揺れ始めたら耳を澄ます時。自然の詩が、今日も森に響き渡る。地球を英語で言うと、Universe。語源は1に結ばれているもの。僕らは日々、互いに繋がり合い、地球という一つの命を生かされている。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
アメリカが動く2023-05-04 Thu 07:43
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