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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

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縄文遺跡で素晴らしい巨木と出逢った。
まるでカンボジア・タプロームのように、長く太い根が巨石を伝い抱きかかえていた。岩へ上ってみると、凄まじい氣がメビウスの輪のように渦巻いている。ここか、、、今まで探していたけれどなかなか見つけられなかった縄文遺跡の臍。ここを中心にして、氣がめぐらされていた。一度でも体感すれば、きっと誰でも分かる。僕らは壮大な氣に包まれながら生きていることを。
ノムラテツヤ拝
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姶良カルデラ

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3万年前に、鹿児島で大噴火が起こった。姶良火砕噴火と呼ばれ、遠く離れた関東地方にも10センチの降灰があった。その証を、以前から撮影したかった。狙ったのはもちろん夜明け前から。蒼の時間か橙の世界へバトンが渡され、朝日が霧島の稜線から顔を出す。まるで線香花火の芯のように、紅色のまあるい朝日が、姶良湾をうっすらと照らし始める。桜島は、東側からモクモクと噴煙を上げていた。
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最近、地震が日本列島で頻発することで、富士山の噴火や、南海トラフ地震が近いのでは?と不安をあおる。でもね、3万年前には、それ以上の歴史に残る大噴火、大地震があったのです。この世の終わりのような災害でも、僕らのご先祖様は持ちこたえ、その遺伝子を今に連綿と伝えてきたのです。
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だから、僕らはその末裔として、日々、生きることに感謝しながら、ご機嫌様に生きれば良い。もし地震が起きたら、誰かの助けを借り、家族や仲間が巻き込まれたら、全力で助に行けば良い。たったそれだけで、今が変わるのです。未来の心配よりも、今この一瞬の方がどれだけ尊いのか? 災害にフォーカスするよりも、なったら全力で手を取り合えば良いのです。
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姶良湾の噴火跡(姶良カルデラ)を撮影しながら、そんなことを想いました。今日も、ご機嫌様です。
         ノムラテツヤ拝
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