再会2023-06-02 Fri 17:44
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最北奇跡店2023-06-02 Fri 14:00
![]() 日本最北の島、礼文島に奇跡の店がある。 『ダイニングカフェ・海』だ。 去年、この店で頂いたウニパスタ ![]() と巨大なボタン海老の特別海鮮丼は、僕を一瞬で酔わせた。 ![]() 北海道らしい剛速球の味わい、大自然がもつ極上の旨味を、丁寧な仕事で逸品に仕上げていた。それ以降、シェフの三浦くんとは旧知の仲となり、この一年の間に、幾度も美味しい礼文産魚介類を送ってもらった。満を持しての今回、お昼に出かけると、三浦君と愉快な仲間たちが迎えてくれた。 「どうしても野村さんに食べて欲しいものを用意しました」と、出されたのは山ぶどうのジュース。 ![]() 「えっ、秋じゃないの? 山ぶどうって」 「はい、今回はこの1年間でかき集めたもので、食べてもらおうと思って」と泣くようなことを言ってくれる。 まず出てきたのは、前浜から上がった岩のりを固めた奇跡の海苔と、バフンウニの昆布締めと蝦夷アワビの昆布締め。 ![]() メノウが数個乗った皿に盛られ、海中を連想させた。海苔は極上の深みと香ばしさが炸裂し、そこにウニとアワビと昆布のマリアージュ。すべて一緒に食べると、僕の口内は潮(うしお)と化した。 ![]() 「これもちょっと試して下さい」と、熱々のご飯の上に溶けたバターが。そこにウニのコブ締めをちょこんと置いて食べると、あまりの旨さに全身の力が抜けた。蒸したムラサキウニとエビのグラタンも秀逸。 ![]() そしてタコ、アワビ、シイタケ、ナマコ、ヒメタケ、紫蘇、海苔、胡麻が入った炊き込みご飯。 ![]() あはは、すべての出汁がご飯とヒメタケに浸み、体中の細胞が騒めいた。「どうした、どうした、哲也もっと食べろ!」と、せかした。やっぱり旬の味って、力強い。うまさだけでなく、生命エネルギーが立っているのだろう。ラストは、行者にんにくと糠ほっけとショウガのパスタ。発酵臭が鼻腔へ抜け、麻薬のようなやみつき感が襲ってくる。これはヤバイ、犯罪だ、美味すぎる。体内から礼文の食への礼賛が溢れ出る。 ![]() こんなに美味くて良いのか? 日本最北・礼文島に奇跡の店がある。礼文の一年を有難く頂かせてもらいました。うんまかったぁ~! ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
新世界写真5792023-06-02 Fri 09:18
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