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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

聖樹

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これが聖なるアボガドが立つ洞窟です。
漆黒の中、突然光が差し込み、聖樹を輝かせる。
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仲間たちからは歓声が上がり、暗闇の持つ強さと、光の優しさを感じてもらう。
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下からだけでなく、上からも。全方向からイースター島を堪能します。
          ノムラテツヤ拝
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新世界写真801

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「太陽の家」。
日本だと天照大神の家になるから、伊勢神宮や幣立宮にあたる。
マウイ島を旅する途上で、いつもこの太陽の家を意味する「ハレアカラ山」が聳えていた。標高は3055m。威風堂々の風格だ。寒冷地用の服を一切持って来ていなかったけれど、どうしても行ってみたい想いが抑えきれず、最終日に向かった。天気予報は嵐。でも、前日に「いらっしゃい」とイメージが降りてきた。
午前3時に起床して外に出ると、星が濡れるようにピカピカと輝いていた。車で漆黒の中、頂上へ向かうと、日の出と共に天空がラピスラズリのような透明感のある蒼色に変化していく。山頂に建てられた小屋と天の川、流れ星と月を入れて、シャッターを切る。暴風が刺すように体に浸みるが、神々しい光景の前では、体がどんどん温かくなっていった。
朝日が昇ると、目の前の雲海はオレンジ色に染まり、背後にハレアカラ山の影が伸びる。それにしてもどうだろう、この異様な朝日の強さは。まるで胸の、心の奥を真っ直ぐ射抜かれているような光。世界各地で様々な朝日を見て来たが、まさにハレアカラの光は「Reborn・(生まれ変わり)」と呼ぶに相応しい光だった。
ノムラテツヤ拝
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