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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

至高の鰻屋

みよし亭(c)

やっぱり、アソコに行かないと。
ノムラテツヤ独断と偏見で、日本一の鰻屋へ向かった。
故郷・岐阜の関市に足しげく通う店がある。おじいさんとおばあさんが二人で切り盛りしてた頃の“孫六さん(20年前)”と、鰻のこおばしい香りが立ち昇る“しげ吉”さんだった。
けれど、関市の商工会議所で講演させてもらった時に、マダムの一人からその二店よりも「みよし亭」の方が美味しいよ、と教えてもらった。
食べに行ってビックリ。こんな薄味で芸術的なうなぎは、初めてだった。
かば焼きされたウナギは、表面はパリパリして、歯を当てるとザックリと切れる。中からはうなぎの肉汁がしたたった。もしも濃い味が好きな人のために、タレはテーブル上に置かれていた。ここの大将と話をさせてもらうようになって、もうかれこれ5年になるけれど、何が凄いって味が全くぶれないこと。いつ行っても味が一緒なのだ。
みよし亭2(c)

例外は一度だけ。自分の友人を40人ほど一気に連れていった時のこと。うなぎは主人だけしか焼けないので厨房はてんてこ舞い。あの時だけ、味が少し荒れた。でも、それ以外は、完璧。
僕は関東圏の蒸し系よりも、関西系のかば焼き系が好き。
東京も名店「野田岩」に楠田枝里子さんに連れていってもらい、神田川には編集長に招待された。一般に鰻丼は平賀源内が広めたとされ、その発祥の地が野田岩。神田川は通を唸らせる隠れた店だ。味は2店とも素晴らしい。神田川の白焼きなんて、まるでチーズのようだった。
かば焼きと蒸しは、豊橋を境にわかれる。浜松にはどちらにもあるけれど、一般的に豊橋より東は蒸し、西は焼きと言われている。
デザート(c)

ウナギが大好物なので、日本津津浦浦食べさせてもらっているが、今のところ不動のナンバーワンはみよし亭だった。
今日も、まったく変わらぬ味。絶妙の焼き加減は、芸術の域に達していた。
みよし亭、最高です。末長く続くことを祈っています。
PS、翌日は関東焼きそば、ペヤングに納豆を入れて食べました。しみじみ美味い!
                                    ノムラテツヤ拝
ペヤング(c)

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テーマ:食べ物の写真 - ジャンル:写真

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