本栖湖花火2009-08-06 Thu 07:00
![]() 泣いた。 生まれて初めて花火を見て、泣いた。 場所は本栖湖花火大会会場。 一時間で1000発上げるという小規模な大会なのに、どうだろう、この人だかりは。 キャンプ場のすぐ脇ということもあり、テントの中から見ようという輩もいる。 駐車場に車を止めて、本栖湖湖畔へ向かう。 眼下にはまばゆい屋台に、これまた行列をなしていた。 カメラを設置するのだが、いかんせん初めて。 どこで花火を打ち上げるかがイマイチ分からない。 山中湖、西湖は、湖の中に打ち上げ場を作り、そこからバンバンあげているから、本栖湖も同じなのか? 午後8時、他の会場のように区長の挨拶、カウントダウンも無いまま、いきなり横の湖畔沿いから花火が上げられた。 ![]() あんなに近いの? それが第一印象だった。 一番近くで尺玉を見たの。それは僕にとって岐阜県飛騨の秋神温泉の冬花火だろう。 が、どこから聞きつけたのか、お役人が観客と花火打ち上げ場所との距離を測り、近すぎると判断。今は法律ぎりぎりのところから打ち上げているが、昔の、あの灰をかぶるような迫力が懐かしい。 けれど、ここって・・・・・。完全に近い、というより近すぎる。 ![]() 夜空には大きな北斗七星がまたたき、時折お月さまが顔を出す。 風はいい感じに流れ、花火が煙に邪魔されることはない。 ベストコンディション。湖畔に吹きわたる涼やかな風が気持ち良かった。 シュボー、ひときわ大きな光が闇に上がる。まるでスペースシャトルみたい。 ![]() 次の瞬間、花火は天頂から僕を包み込むように広がり、華開いた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 心がぎゅぅぅーっと締め付けられ、感動のボルテージが全開。知らぬ間にありったけの声で叫んでいた。 尺玉だろうか? それ以上だろうか? あまりの近さに2尺玉のようにさえ見える。 本栖湖は花火の楽しみ方を、しっかりプロデュースしていた。 音の多様性、大小様々な爆発音、シャラシャラ、パチパチ、ジャジャジャ。そしてまたスペースシャトルが打ちあがる。 今度は変わり玉。 ![]() ![]() 中央の丸花火部分から、七方向に光が飛び散る。 ![]() ![]() そして自分の頭上へ降りかかってくる。 ![]() 色が変わり、そしてパッと消えてゆく。 ![]() 辺りは闇に包まれる。 僕のほっぺは、涙に濡れていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
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