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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

河口湖花火大会

若者の浴衣姿
富士五湖で最も大きく、歴史のある花火大会、それが河口湖花火大会だ。
今年で93回目を迎え、大正時代から歴史は連綿と続いているという。
河口湖畔は人にあふれ、いかにも花火大会らしい。若者が浴衣を着て出かけ、キャッキャとはしゃぐ姿も、愛おしい。
船津浜には、満員列車のような人ごみとなり、歩くのも一苦労。
河口湖花火大会

屋台の数も5夜のうちでナンバーワン。5夜連続の花火大会。生まれて初めての体験の締めくくりが今日だった。
湖畔に腰を下ろすと、英国人らしい家族が見に来ていた。
花火。英語だとファイヤーワークス。
この芸術は、日本が世界ナンバーワンだと、僕は疑わない。繊細な花火の多様性、そして打ち上げの確実性、どれをとってもトップランクだった。
河口湖の夜景は、まるでどこかヨーロッパの景勝地を彷彿とさせた。
河口湖の夜景

花火は19時30分から21時まで、約10000発があがる予定。大会の幕がきって下ろされると、花火師たちの競演が夜空に繰り広げられた。
花火競演

さすがに尺玉も多発し、見ごたえ十分。
夜空の華

水中花火も山中湖よりも大きく、スターマインと同時にあがった。
水中花火

ラストは光の綱渡り。
綱渡り

湖上のロープに点火し、見事なナイアガラの滝が披露される。
湖面は白銀色になり、花火の粒が、湖へ吸い込まれていった。
ナイアガラ

どの湖も個性的で、趣向を凝らした花火大会だった。
僕の独断と偏見で決めてしまうと、やっぱり本栖湖か?
あの近さと、尺玉が降ってくる迫力は、死ぬ前に絶対見ておきたい風景だろう。
来年の8月3日、僕はまた本栖湖で花火を見上げているだろう。
5夜連続の花火大会は、僕にドキドキの緊張感と、心地よい疲れを残してくれた。
                              ノムラテツヤ拝
光の滝
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テーマ:花火 - ジャンル:写真

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