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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ケープタウンへ

赤の大地

パタゴニアのような乾燥した大地が眼下に広がっている。
ただ、パタゴニアとの違いは、色。
赤い。
アフリカの大地は、太陽に照りだされているのか、まるで大地の血管が浮き出ているように赤い。
ヨハネスブルグに早朝着。霧の中、周りの草にはまっ白な霜がおりていた。
1時間ほど給油して、最終目的地へ向かう。
ケープタウン。
僕は愛して止まないところ、そしていつか必ず住むことになる場所だ。
世界で一番美しい港町、その名に恥じない風光明媚さは、見るものを夢心地にさせるだろう。
世界一周でビクトリアフォールズに行くために立ち寄ったとき、そして去年は父母を連れて走り回った南アフリカ。来年のワールドカップに向けて、着々と工事が進められていた。
イギリスの文化と、古来からある南アフリカの豊饒さの融合、それらがフュージョンしているのだ。サファリというと、通常はケニアとかタンザニアとかが有名だけれど、南アフリカでもビック5が見られる。ビック5とは、ゾウ、サイ、ライオン、ヒョウ、バッファローの巨大動物たちの総称。
陸の動物あり、クジラを中心とした海の動物あり、そして質の良いワインに、8月下旬から9月上旬の今は600キロの花が、咲き乱れている。
人に目を向けると、白人、黒人、黄色人種はもちろん、街を歩けば多種多様の姿を垣間見られる。
日本ではブッシュマンとか、アパルトヘイト、またはマンデラさんくらいしか報道の対象にならないかもしれないけれど、南アフリカはこれから爆発する雰囲気を醸し出していた。
10年前のペルー、8年前のパタゴニア、その両方が兼ね備えていた、これから観光地として爆発する要素があった。
来年、もしくは再来年くらいから、南アフリカは見直され、更に世界の人々を魅了する。そんな姿が、容易に想像できるのも、この国の豊かさなのかもしれない。
書き忘れていたげ、金やダイアモンドなど宝石、貴金属、レアメタルなどの資源も、また南アフリカを語る上で欠かせない。
あと1時間もすればケープタウンに到着だ。今回集まってくれたツアーメンバーは12名。御縁のある人を、自分の好きな場所へ連れて行ける幸せ。メンバーが、どのように南アフリカを見て、感じてくれるのかを背後から見ていられる幸せを想う。今日、ここにいられることに感謝して、皆さんが幸せになるように全力を出し切りたい。
心臓が高鳴る。
そして、ケープタウンに近づくにつれ、ドキドキ感が大きくなってくる。
                                   ノムラテツヤ拝
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

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