写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

魂のパレット

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ANAの搭乗口から、機内へ。
どうしてだろう。
この機内へ入ったときの匂いが、いつも僕を落ち着かせる。
フライトアテンダントが丁寧にお辞儀をし、こちらもお辞儀。
自分の席に荷物を下ろしてまずやることは、機内誌に手を伸ばす。
JALの「SKYWARD」で連載しているから、ということは関係ない。
以前、誌面で一緒に仕事をさせてもらった大好きな画家が、この2年ほど
ANAの機内誌「翼の王国」の表紙を飾っているのだ。
堀越千秋。
お酒好きで豪放磊落。人好きで、懐の大きな作風は、僕の心の琴線にいつ
も触れる。今月は、スペインのマドリードのバルで見た、蛸の茹で汁がモ
チーフ。桜色の蛸が壺からにょろりと出て、海面にはさざ波が。
一見、適当に描いているように見えるが、その伸びやかさと自由自在さに、
僕は打たれる。
スペイン在住の堀越さんは、今月号は表紙以外にも、「渦巻きスペイン」
と題し、グラナダ・ロンダ編として7Pに渡って絵と文章が綴られている。
こんな風な大人になりたいな、あんな風に生きたいな!と思う人が何人か
いる。堀越さんも、僕にとっては間違いなくその一人。
憧れの人を混ぜ合わせ、そして世界で誰もやっていないことを織り交ぜ
て、それぞれの人生は彩られていく。だからこそ、自分の中で沢山の色を
混ぜ合わせてみたい、そして最後には透明になっていきたいと思う。
機体は最終着陸態勢に入った。
羽田空港から岡山空港。ここからはバスでJR岡山駅へ。
そこで、もう一人の敬愛するひろちゃんと合流する予定。
瀬戸大橋を望む児島で、姫とお犬さま(小林さん)、主催の長谷さんが待
っていてくれる。みんな素敵な人生を突き進み、それぞれの色を放ってい
る人ばかり。人が出逢うとは、お互いの色を混ぜ合わせる作業なのかもし
れない。
今日は明日の講演前夜祭。僕のパレットは、どんな色に染まるのかしら?
                 ノムラテツヤ拝
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