ラフレシア2015-12-22 Tue 14:53
![]() 世界の辺境、秘境を歩いてきた中で、たくさんの摩訶不思議な植物たちに出逢ってきた。 東南アジア最高峰のキナバル山(4095m)に登ったときにも、その麓に世界最大の花が、怪しい口をぽっかり開いていた。 「ラフレシア」 よく食虫植物と勘違いされるが、そうではない。でもこの見た目、そして肥溜めのような腐臭がすることによって、そう思ってしま うのも無理はない。この腐った臭いは、送粉者のクロバエ(死肉や獣糞で繁殖する)を呼び寄せるため。 植物とは、なんと巧みに昆虫をだまし、生きながらえていくのだろう。その智慧に、いつも感服させられる。 一年間に咲くのはたったの5日だけ、10日もすると炭化したかのように枯れ果てていく。 ![]() こんなシステムを作り上げたサムシンググレートに、感謝の念を捧げずにはいられない。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
コメント
枯れたラフレシアは初めて見ました。
それにしても大きいんですね。 またお邪魔します。
マモさんへ
枯れたラフレシアも、また味わいがありますね。 どうも有難うございます。 のむらてつや拝 2015-12-23 Wed 19:26 | URL | 野村哲也 [ 編集 ]
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