写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

モアイのいのち

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ハイビスカスが太陽の光を弾く。
ツアーではまず行かない、オバヘの海岸へ。
ここは、参加者からのリクエスト。
「『イースター島を行く(中公新書)』に書かれているピンクの砂浜に行きたい」と。
今日は光の関係で、あんまりピンクには見えないけれど、サングラスをかけると、うっすらとピンク色に。
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そこからポイケ半島の脇を通り、石切り場のラノララクへ。
モアイ好きな人の殆どが、ここからの写真やイメージに憧れてこの島にやって来る。
モアイの9割以上がここから切り出され、島に放射状に運ばれていったのだ。
参加者のひとり、エイコさんが素敵なことを教えてくれた。
「てっちゃん、ここは、母なるモアイの子宮ね!」
横を歩く姫は、嬉しそうに指をさす。
「これ、てっちゃんのモアイ絵本(福音館)の表紙のモアイさんね?」
「はい、その通りです」
みんなでそのモアイの前で記念写真。
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そして、石から切り出されたモアイの前で、僕は不思議な感覚に陥った。
モアイの体に光の精が降りてくる。心臓部分に、モアイの精が、入ってくるような感じだ。
島には、モアイは運ばれたのではなく、夜になると起き上がり、自分で祭壇まで歩いて行ったという伝承が数多く残されている。
もしかしたら、こんな風にモアイの生命は連綿と吹き込まれてきたのだろうか。
シャッターを切ると、天からの一条の光が蒼く写り込んだ。
               ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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