いのちの連動2016-04-27 Wed 17:37
![]() 少し前に「悠久杉」のことを書いてから、「その後は?」と質問されることが多い。 書こう、書こう、と思いながら今日になってしまったことをまずはお詫びします。 縄文杉が陰の気、悠久杉が陽の気だったことは以前に書いた。 この時に使う陰と陽は、どちらが良いとか悪いとかではなく、対の関係だと考えて 欲しい。黒と白、光と影、神と悪、明るさと暗さ、愛と無視など。 でも気の世界だけにフォーカスすると、それは「出す」と「引く」の関係が一番近 いように思う。 人間は巨大なセンサーであり、誰もが感じることが出来、気を自身で計れる。 僕は、たまたま3人の気の先生によって、感じさせてもらえるようになったが、その 内のY先生には、事細かに気の計り方を教わった。 それによって、何が良かったことは? 空けていない新品のワインボトルが自分に合うかどうか?それが分かるだけじゃない。 自然がどのように作られているか、何のために生命は育まれ、守ってくれているのか を何度も体感させてもらった。 悠久杉と縄文杉と出逢い、僕の疑問は集約された。 「この異常なエネルギーを有する杉のエネルギー源は、一体何処から来ているのか?」 悠久杉と縄文杉の位置から考えると、それは九州最高峰の宮之浦岳(1936m)に至った。 屋久島はここを中心として、ピラミッド型で形成されている。僕は早速宮之浦岳へ登り、 長時間徘徊することで、ようやくその在り処を見つけた。 それは、まるで陰陽のエネルギーが結合するような聖なる巨石。 天からは一本の光が落ち、大地からはグルグルとエネルギーが巻き上がっていた。 ![]() 命は分けて考えると本質が分からなくなる。 例えば、悠久杉と縄文杉は拮抗し合って対となり見事に調和する。 それらの世界を少し広げて見ると、今度は森の中で陽の杉、陰の杉が並ぶことによって 一つの森として調和が育まれる。 今度は飛行機に乗り、島全体を俯瞰する。ピラミッド状の島と他の島々が陰陽となり、 今度は九州全土へ広がる。 九州の中心には阿蘇山が聳え、それと拮抗するのもは鹿児島の桜島・・・・・。 どの視点から見るかによって、対として分ける事は出来るが、生命は枠では決して捉え きれない。そしてある日、ふと自分自身の命を見つめる瞬間が訪れる。 この世は「陰」「陽」どちらかの光で成り立っている。 地球の過去、現在、未来では、野村家やその先祖が光を出す。そして宇宙の中では、そ れも調和する「ひとかけら」となる。 ひとかけら。それは何と有難いことだろう。 その欠片があるからこそ、すべての調和が生まれるのだ。 1つは完ぺきな調和として既に生まれ、さらに周りの調和として影響を及ぼす。 ![]() これが自然界の本質。フラクタル構造、入れ子構造となり無限に広がっていくのだ。 つまり分け隔てることは無意味なこと。でも、どうしても僕たちは分けて、分類したが る。これもまた調和のバランスのために、必要なことなのだろう。 写真は聖なる巨石、悠久の巨木、屋久島だけに住むネズミ、そして命を育む一滴の雫だ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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