マラエの世界2016-05-15 Sun 09:17
![]() お逢いしてみたい人がいる。 ハワイ・ビショップ・ミュージアムの篠遠喜彦(しのとおよしひこ)博士。 1960年代から、博士はこのフアヒネ島に埋もれた、古代ポリネシアの祭祀殿跡をひとつ ふたつと復元し、遺跡ばかりでなく、タヒチの人々のアイデンティティをも復活させた。 聖地であるマラエは、島北部のマエバ村辺りに多く見られるという。 ![]() 唯一の情報源であるファレポアテという高床式民家で、博士のお弟子さんから話を聞か せてもらった。 「マラエは海岸部だけではなく、森や山の中にも点在します。祈りの場でした」 僕は懇願して、その道を教えてもらい、一人で出かけた。 ![]() こんな時、ガイドを付けた方が良いという人もいるが、僕が見たいものが見えなくなる 恐れがあるので、まずは自分だけで。 小さなマラエの横から池の脇を通り、グッチョリと濡れた泥炭部を越える。そこから山 側へ道が続いていると言っていたけれど・・・・。獣道のような跡を歩いていくと、突 然、奥へ続く道が現れた。 大きく深呼吸する。 さぁ、フアヒネ島を全身で感じに行こう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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