写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ブータン到着

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飛行機はまるでセスナのように旋回し、谷間に滑り降りて行く。
ブータンの玄関口、パロ国際空港に到着し、タラップを降りた瞬間、干し草のような香りに体が包み込まれた。
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何だか初めて来たとは思えないほど、懐かし感じがする。
記念すべき108ヶ国目に入国。
入国審査を簡単に済ませ、そのままガイドのゲンボウさんと逢う。
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それにしても、随分と柔らかい氣ですこと。
まるで小春日和みたいに、やわらかで優しい。
すぐに丘の上に白い旗がはためいていた。
「あれも108本あるんですよ」
横に座った関さんが教えてくれる。
ダルシン(ダル=布、シン=木)、木の旗が風に揺れている。
チベット密教では、お経の書かれた布が風に吹かれると、読経したことになる。
平和の気持ちが含まれた布、それらが風に揺れることでブータンを包み、やがては世界中をつつみ込んでいくのだ。
風はルンと呼ぶ。
ルンタは風の馬。その5色の旗は、五大要素を表す。
緑=風
白=水
赤=火
黄=土
青=空  と。
ゲンボウさんの話を聞かせてもらいながら驚いたこと、それはブータンの国鳥がワタリガラスだということ。
ブータンを統一した僧・ツァンパジャレをチベットから一羽のワタリガラスが案内したという。それによって、シンボルとされ、今も王の戴冠式時の王冠には、ワタリガラスの彫刻がされているという。
ブータンの語源は、サンスクリット語から。ブーが高い、タンが国。だから意味はハイランド、または高天ヶ原。
パロから1時間で首都のティンプー。宿に荷を置いてから、すぐに撮影。
最初に訪れたのはシヴァの寺院。
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ここで祈るおじいちゃん、おばあちゃんたちに逢うのだけれど、撮影が何ともしやすい。
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カメラを向けると、優しい瞳で見つめてくれる。
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ブータンって、もしかして世界一、おじいちゃん、おばあちゃんが撮影しやすい国なのかも・・・?
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そして、最近出来たという巨大な大仏殿へ。
体長51m、そして台座の中には、大日如来が祀られている。
まさに、この前まで旅していた国東半島、神仏習合の世界をブータンでも見せてもらえることになるとは。
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仏教が伝来する前のブータンは、アニミズムだったという。何とも嬉しくなる話に僕の心は、ワクワク、ドキドキだ。。
これから、どんなブータン旅が始まるのかしら?
PS,今回は5人の写真家と一緒に回っている。関さん、山本さん、三井さん、中田さん、そして自分。コーディネートはGHNの山名さんだ。
                    ノムラテツヤ拝
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