写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

あいのことば

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山が好き。
海無し県の岐阜で生まれ育ったからかな?
山へ行くと、身体が緩む。そして深呼吸すると生き返る。
オーストリアを後にし、これから憧れの場所へ向かう。
山道を走っていると、斜面に大きな鹿の群れを見つけた。
車を静かに降りて、近寄ってみる。
僕に気付く様子もなく、草をはんでいる。
雷鳥、牛、鹿。
僕は彼らとほんの少しだけお話しすることが出来る。話と言っても一方的なんだけれど。
「愛してる」
動物にもこの言葉がある。
それをもし僕が言えたら。ふふふ、そう言えるのです。昔、ず~っと観察し続けて見つけた愛の言葉。それらが凄いのは、国が変わっても、使えること。例えばカモシカは鹿のようでウシ科の動物だけれど、鹿の「愛してる」では見向きもしない。でも牛の「愛してる」を発音すると、必死にその主を探すようにキョロキョロする。
今日は完全なるバンビ鹿。
隠れて言葉を発すると、一撃。
最初は親鹿が見回していたが、その内子鹿までもしっかりと反応した。少しだけ撮らせてね。
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更に山を上がっていくと、恐ろしいほどの速さで霧が巻いていく。
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ヤナギランが雨に濡れ、空気はどんどん澄んでくる。見上げると、龍の腹のような雲が。
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この峠を越えると、目的地が見えてくるはずだ。
             ノムラテツヤ拝
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