自然現象の意味2016-09-21 Wed 20:06
![]() 自然現象は皆のためにあるのではなく、個々、おのおのの気づきのために千差万別用意されている。 山を撮影していると、そんなことを強く想わされる。 ドロミテ、グリンデルワルト、身体は快調そのもので、朝、昼、晩と寝る間を惜しんでシャッターをきった。でもマッターホルンに来ると、何故か雲で山が覆われ、波長も全然合わない。まるであちらが周波数をコロコロと変えて合わさせないような・・・。 そんな時、最初はどうしてだ!と苛立っていたけれど、やがて周波数を合わせられない自分に矛先が向いた。 体調が万全でない。知らぬ間に疲れが溜まってきている。だから曇って、山は隠れ、休めろと教えてくれているのだと。 昨日は夕方と夜、まったく撮影せずに、とにかく寝た。 ![]() 今朝、起きて撮影地へ向かうと、マッターホルンは僕を見下ろし、微笑んでいた。 シャッターを押すごとに少しずつ波長も合ってくる。いや、マッターホルンが僕に合わせてくれている。 ![]() 朝焼けの後、モルゲンロートが。天空へ伸びる矛先は、赤から黄金へ色付いていった。 ![]() その後、標高4000m近くのゴルナーグラートへ。 ![]() ここはマッターホルンとモンテローザの両山が見える絶景展望地。 ![]() ツェルマットとは違う角度から見るマッターホルンは、さらに天を突いていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
コメント
街灯に照らされる川沿いの向こうにマッターホルンなんて、こんな絵画見たいな景色が自然にある事にビックリです。
ふと足が止まる1枚です。 2016-09-26 Mon 23:25 | URL | ずま [ 編集 ]
有名なマッターホルンも実際に訪れてみて、誰も撮っていない風景が沢山あることに気づかされました。
2016-09-27 Tue 07:17 | URL | 野村哲也 [ 編集 ]
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