写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

湖畔の雲

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湖畔にやって来た時には、またマッターホルンは雲に隠れていた。
ふふふ、大分慣れてきましたよ、このシチュエーション。
待ちます。
てっぺんが出るまで、いつまでも。
マッターホルンとシンクロさせてもらえるまでに学んだもの。
それは、僕の覚悟が試されているということ。
焦れば焦れば、怒れば怒るほど、すべてはマイナス方向へ落ちていくのだ。
見せてくれないではなく、見られるまで、姿を現してくれるまで待ちますと言い切ること。今日がダメでも、明日、明後日と。
まるで雲の製造機かと思うくらい、マッターホルンを中心に雲がらせん状に渦を巻いている。
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気持ちを穏やかに保ち、体中、今、ここにいさせてもらえることに感謝する。ありったけの感謝をする。
すると、ふっと静かになるときがやってくる。
そうなれば外界の風景にも静けさが映される。
心の中と外界。それは表裏一体。
停滞していた雲が割れ、突然流れ始めた。
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マッターホルンが姿を見せ、湖畔にも反射した。
またお逢い出来ましたね。
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それから標高3883mのグレッチャーパラダイスへ。
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氷雪峰を十分楽しんでから、山麓の町ツェルマットへ下りた。
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この辺りはスレートが沢山とれるため、こんな風に屋根にもお洒落に使われている。
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マッターホルン、本当に色々な勉強をさせてくれた聖山。
僕は頭を下げ、ツェルマットを後にした。
                ノムラテツヤ拝
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