写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

Gマスター

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写真家にとってレンズは絵筆のようなもの。
絵描きが最適の筆を使うように、写真家も対象物に最適なレンズを使う。
20歳から写真家という職業に付き、今まで軽く100本のレンズは使用した。
一つひとつレンズによってもクセがあり、その持ち味を出せた時は快感だった。
ヨーロッパを旅して想ったこと、それは日本のカメラメーカーが世界を席巻していること。ニコン、キャノン、ソニーで90%を占める。残りのオリンパス、富士、リコーペンタックスなどが続くが、世界一と名高いドイツのライカは1%にも満たなかった。
世界の2大カメラメーカーはニコンとキャノン。お互いに切磋琢磨しながら、技術改新を続けてきた。
時代はフィルムからデジタルに移行するにつれ、写真はより手軽となる一方、カメラシステムの根幹が変わってきた。フィルム時代は特にレンズの出来が写真に強く影響したが、今は最も大切なものが変わった。
デジタルカメラの脳みそと言うべき「イメージセンサー」、そしてデジタルを演算処理をする高速プロセッサーだ。それらのシェア40%の会社が我が国が誇るソニー。でも、デジタル一眼の世界では、いつも劣等感を強いられていた。
「どうせ家電メーカーだろ、良いレンズなんて作れないくせに!」
世界中から有能な技術者が集まり、ソニーデジタルカメラチームが結成され10年。ようやく、2大メーカーに太刀打ち出来る位置まで上ってきた。
いや、最も大切な「イメージセンサー」部分に至っては、もう断トツ世界一。他の会社の3年ほど先を行っている。
そして肝心のレンズも、ソニーの今持てる技術を最大限集結させ、ここには書けないが、とんでもない方法でGマスターというシリーズを世に送り出した。
24-70mm、85mmのレンズ。その描写力は圧倒的で、クリアな描写なのに溶けるようなボケ味を映しだす。
僕が今まで使ったレンズで、ここまで高性能で革新的なレンズは無い。
そしてようやく今日、待ちに待った70-200mmのGマスターレンズと2倍のテレコンが発売され、手元に届いた。
カメラに付けて覗いてみると、一目で分かる。
未だ見たことのない初めての世界が、ファインダーの中で像を結んだ。
酷使するからね。これから一緒に世界中を巡るよ!
                ノムラテツヤ拝
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