樹齢3000年2016-11-29 Tue 15:53
![]() 一本の木道が、森の奥へ続いていた。 ![]() 緩やかに下り、大きなカーブを曲がると、突然目の前に巨大な一本木が聳え、そこにスポットライトが当たっているように見えた。 ニュージーランドで2番目に高い木「テ・マトゥア・ワイポウア(森の父)」。樹齢は3000年を越える国内で最も古いカウリ(ナンヨウスギ)だ。 ![]() あまりに突然の、圧巻の出来事に、僕はしばらく動くことさえ出来ない。 ただ、目の前に立ち尽くしていると、巨木からはとても細やかで静謐な氣が出ていることに気付いた。 言葉で形容するなら、森に立つ「聖老人」のような感じ。 ![]() 普段は雨が多いワイポウアの森に、真上から光が射し込んだ。 新しく持参した秘密兵器のレンズを装着し、息を止めて、祈るように全てを一枚に封じ込めた。 ![]() ニュージーランド北部に樹齢3000年以上の、世界屈指の巨木が立っている。 ![]() 深く濃い森の中に、静かに、力強く、輝きに満ちて。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
コメント |
コメントの投稿 |
|
トラックバック |
| ホーム |
|