神聖なマラエ2016-12-10 Sat 17:17
![]() 北東の東海岸に、国内最大のマラエがある。 タヒチでも同じ呼び名の「マラエ」とは、集う場所を意味し、マオリのマラエは、門があって、内側に集会所の家が建てられている。 もちろん色は権力の色の赤で塗られ、見事な彫刻群で飾られていた。 ![]() 田舎にくれば来るにしたがって、マオリの核心部に迫ることになる。そのため、ひとつひとつに許可がいって時間もかかる。 マラエの室内に入れて貰うと、聖書台の下にマオリ像が胸に手を置いている。まるで「自分の心が向かう方へ進め!」と言わんとしているかのよう。 ![]() 奥にある更に大きな漆黒の像は、深く祈り込みがされて、マラエ自体の主となっていた。 ![]() 作られたのは1930年。 他宗教の弾圧に負けず、ただひたすらに祈ってきた形がここに封じ込まれていた。 「マラエは私たちの神聖なる家だから」 そんな声が、至る場所から聞えて来るようだった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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