写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

龍の眠る町

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450年前、一人の男が岐阜へ入場した。
戦国武将の織田信長だ。
その時この地はまだ井ノ口と呼ばれ、金華山のてっぺんに立つ城は「稲葉城」。
そこに信長は妻の濃姫と共に10年の歳月を過ごした。
世界中を旅したポルトガルの宣教師ルイス・フロイスの記述にこうある。
「ポルトガルやインド、日本の他地域で宮殿や居館の中で、最も精巧かつ豪華な作りで、信長の宮殿は非常に急峻な山に建つ」と。
久しぶりに青空が広がったので、麓から駆け足で岐阜城まで登った。
途中、赤い実をつけた「たまみずき」が、森を彩り、まるで紅葉のよう。
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金華山の頂に立ち、久々に岐阜を見下ろすと、長良川という龍が町を貫いていた。まさに臥龍、「龍の眠る地」と呼ぶに相応しい。
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信長は天下統一を夢みながら、この地を名前から変えていった。
岐阜の岐は、武王の生まれた岐山から。阜は孔子の生まれた曲阜から。
つまり文武両道の町にしようと、岐阜と名付けた。
そして楽市楽座をてがけ、日本有数の活気ある町を作り上げた。
ルイス・フロイスに信長がかけた言葉がまた良い。
「岐阜へは何度も訪れよ」
             ノムラテツヤ拝
01-19 (1)-2
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