写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ウユニのたび

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最初に出かけたのは、もう20年ほど前。
ボリビアの首都ラパスからおんぼろバスで丸一日。洗濯機に放り込まれたかのように上下左右に揺すられ、ウユニの村に着いた時には砂塵で髪が金髪になっていた。
今から7年前、この路線に革命が起きた。
アマゾナス航空が新規参入し、軍の施設の空港を借りることで、ラパスからウユニまでをたった45分で結ぶようになったのだ。と同時に、ユニクロのCMにウユニ塩湖が採用されることをきっかけに、人々も押し寄せ、今では南米屈指の観光地になった。
12月~3月が雨季。それ以外は乾季。
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乾季は雲一つ出ず、一面の銀世界。雨季は水面にすべてが反射する鏡面世界が現れる。
最終着陸態勢になると、向かって右側にウユニ塩湖が見えてきた。
僕は死ぬまでに、必ず世界193ケ国に足を踏み入れる予定だけれど、どうしても愛する場所には何度も通い続けてしまう。
パタゴニア23回、ペルー22回、イースター島18回、ウユニはこれで通算9回目だ。
雨季らしく、塩湖の西側がすべて水に浸っている。
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さて、今年のウユニ旅は、どんな絶景を見せてくれるのかしら?
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飛行機は3800mの小さなウユニ空港へと吸い込まれていった。
              ノムラテツヤ拝
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