写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

若者のアイドル

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「うちでこんなに人が集まったことありませんよ」とソニーの社員が嬉しいことを言ってくれるが、遂には「何事が起こったのか?」とヨドバシ本部から調査員がやって来るほど、セミナーは盛況となった。
有難い、有難い。今、僕が出来ることを精一杯させて頂きました。
写真家志望の若者も終わってから質問してきて、なんだか昔の自分を見ているようで甘酸っぱい気持ちになった。
セミナーが終わってからの帰り道には、あまりに懐かしい店との再会にビックリ。
野村家には、昔から愛して止まないパスタがあった。
岐阜市内の高島屋の最上階に入っていたイタリアンレストラン「壁の穴」。
そこで出される「若者のアイドル」というパスタを家族みんなで狂ったように食べていた。
味は和風で、色々なものが乗せられた豪勢な逸品。でも僕が12歳の時に、岐阜から撤退してしまい、それ以降食べていなかった。
その元祖「壁の穴」が新宿西口にあり、僕は引き寄せられるように入店した。
勿論頼むのは、若者のアイドル!。
メニューを上から見ていくと、和風パスタの横に小さく「若者のアイドル」と記されていた。迷わずそれを選択し、待つこと5分。
久々の対面は・・・・・、なんだか微妙だった。
「あれっ?こんなだったかな?」
僕の記憶が正しければ、ソーセージはもっと太いフランクフルトだしベーコンは角切りではなく平ぺったかった。一口食べると、だいぶシイタケの味が強い。
昔の美味しい思い出は、そのままにしておいた方が良い場合もあるのですね。
不味くはないのです。でも思っていた味と全然違っていて、なんだかキツネにつままれたような気分のまま、お会計をした。
「おとう、壁の穴ってさぁ~」
父に電話をしてみると、やっぱりベーコンは平らだし、そんなにシイタケの味はしなかったとのこと。
「てつや、時間だよ、時間。30年もたてば、きっと味そのものを変えるんだよ」
若者のアイドル。そうか、今の若者の好きな味にしているということか。
う~ん、でも、反対に昔の若者のアイドルが無性に食べたくなってしまった。
誰か作ってぇ~
               ノムラテツヤ拝
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