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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ピナクルス

ケープウィード

18歳から22歳くらいにかけてだろうか?
僕の中で世界で最も行きたい場所、それがピナクルス国立公園だった。
どこかで写真を見て、こんな場所が世界の中にはあるのか・・・・、この場所に立ってみたいと強く想った。
ケープ2

けれど、僕はアラスカ、南極、アンデスとはまり、いつの間にかピナクルスは忘れ去られていた。
ここが、僕の行きたかった場所か・・・・・。
昨日はアルバニーから4時間半かけて、パースへ戻り、今日は250キロ北上して、ピナクルスNPへやってきた。
荒野の花

朝方は厚い雲に覆われていた空も、いまはすっかりと快晴。雲ひとつない真っ青な空が大きく広がっている。
ケープ3

ケープウィードの黄色い花園を見ながら、桐のプランテーション脇を過ぎ、セルバンテスの町近くで左折。
桐の花園

ここからはインド洋らしい蒼い海が見渡せ、ボブテイルスキンク(巨大なトカゲ)には、その威嚇方法をまざまざと見せつけられた。
威嚇のポーズ

ピナクルスとは、石灰岩(ライムストーン)の塔のこと。
昔、この砂漠は海で、植物の根っこに溜まった石灰分が取り残され、奇妙な塔になったという。根っこが、そのまま取り残され塔になったとう別説もある。
ピナクルスの巨塔

蒼黒い空に、青い海、黄金の砂漠にそそり立つピナクルスは、僕を20代前半に引き戻した。
そうそう、これが見たかったんだ。世界にはこんな果てのような光景があるんだって、感動したあの頃の想いが、体中を駆け巡り、僕はなんとも言えない高揚感に包まれた。
海とピナクルス

巨塔の下に紫色の花々が咲き、風に揺られている。こんなところにも生命が。健気な姿に涙がこぼれた。
ピナクルスの花

10代から20代前半にかけて、僕の行ってみたい場所ナンバーワンが、ピナクルス。
34歳で、ようやく立つことができた。
                               ノムラテツヤ拝
ピナクルス遠景
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テーマ:自然の写真 - ジャンル:写真

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