写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

シマフクロウ

DSC03260.jpg

知床に深い闇が押し寄せてくる。
空には星がひとつ、またひとつと増えていく。
「ホーウ」、「ホーウ」。
低い声が、森のしじまを破り、突然川べりに羽音が響いた。
シマフクロウ。
アイヌ語でコタン・コロ・カムイ、村を守る神の意だ。
ジッと川面を見つめてから、まるで夜風のように俊敏に飛び込んだ。
DSC03375_201708021634561bb.jpg

2mの翼が広がる。足には、銀色のヤマメがピチピチと踊った。
その瞬間にシャッターを押し込むと、無音シャッターなのにも関わらず、シマフクロウはこっちを凝視した。
黄色い瞳に吸い込まれそうになる。
DSC03859.jpg

世界屈指の大きさを誇り、体長は70センチほど。大人がちょうどしゃがんだくらいの大きさだ。
知床は日本一のシマフクロウの生息地。70羽ほどが生息し、一つの川に、一つのつがいが住んでいるという。
昔から憧れたフクロウの神「シマフクロウ」。
ヤマメとオショロコマの2匹を食べると、音なく闇の中へ消えていった。
         ノムラテツヤ拝
DSC08905.jpg
ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン人気ブログランキングへのクリックをお願い致します!以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます!
人気ブログランキングへ

テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<想いの力 | ホーム | αアカデミー>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |