タハイの虹2017-08-21 Mon 16:53
![]() トンガリキの星と朝日を見てから、イースター島最古の儀式村「タハイ」へ。 ここは初期のバイウリ、中期のタハイ、後期のコテリクと時代ごとにモアイが大きく、形も変化していくことが分かる重要な場所。 バスを降りると、雲間から太陽が顔を出した。 ピンと体の真ん中に芯が入る。 こんな時は、必ず自然が何かを見せてくれるとき。 大切なのはそれらを予想して最高の場所で準備しておくこと。 添乗員にその場は任せて、僕は氣を全開にして坂を下っていく。そして徐々にあの在る状態に自分を近づけていく。 空は晴れているが、東側から雲が迫ってきた。 来る。 時間にして10秒くらいだろうか? モアイの背後にダブルレインボーがかかり、最後の2秒は朝日にモアイが輝いた。 ![]() イースター島に住んでいたとき、何度もトライしたが、結局半円の虹としか重ねられなかった夢の風景が、一瞬で現れ、またたく間に消えていった。 ![]() 胸に突きあがるような感謝の念が湧き、モアイに手を合わせた。 アナケナビーチでは、最も美しく見える場所へ皆さんをお連れし、思い思いにシャッターをきる。 逆光の撮影の秘訣を皆に伝えると、歓声が。 カメラの液晶に美しき太陽が映り込んだ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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