湯の奥2009-10-28 Wed 07:00
![]() 富士から下部温泉へ出かけた。 ジャスト45キロ、一時間の道のりだ。 紅葉前線は大分降りてきたのか、標高1200mくらいの森を真紅に染めていた。 ちょっと鄙びた下部温泉へ到着し、看板の文字に目がとまる。 「これより先、湯の奥」 湯の奥ってなんだ? ドキドキし始めたので、車をそのまま運転し、上部上部へあがってゆく。 行きついた先は、なんとも素敵な“湯の奥”集落。 昔、平家の落人が隠れ里として使っていたのでは?と疑いたくなるほど、山奥にひっそりとあった。現代の日本でこんなところが観光地にもならず、残っているのか?と目をしばたいた。 車を脇に置いて、集落に入ると、一本の長い石畳の坂が続いていた。脇には山水が流れおち、ところどころで、水舟が作られていた。 ![]() 坂の中腹に重要文化財の関西家の姿が。それらは今も使われ、ひたすら美しい佇まいを醸し出していた。 ![]() 紫式部の実がなり、振り返ると、集落の全体像が見渡せた。 ![]() ![]() 湯の奥、山神社は、もう目の前だ。 一目見て、のけぞった。 ![]() こんな素敵な神社がまだまだ残されているジャパン。その底力を見せつけられた気がした。自然に溶け込んだ神社。故郷でいえば、白山中居神社を彷彿とさせた。 ![]() 日本には、まだまだ素敵なところが、いっぱいある。 下部の湯に浸かりながら、僕はこの国に生まれたことに感謝した。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタンをクリックお願い致します! ↓ ココをクリック! ![]() |
コメント
初めまして~♪
お仕事頑張って 下さいネ(-^□^-)
すみれさまへ
どうも有難うございます。これからも楽しみながら撮影を続けますね。感謝、感謝。 のむらてつや拝 2009-10-28 Wed 15:33 | URL | Tetsuya nomura [ 編集 ]
|
コメントの投稿 |
|
トラックバック |
| ホーム |
|