リアルキューバ2017-12-20 Wed 19:36
![]() 古都トリニダードは、ポートレイトの宝庫。 ![]() 夕方になると、子供たちが石畳の路地で走り回り、じいちゃん、ばあちゃんも談笑しながら、ゆったりと過ごしていた。 ![]() ![]() 家の格子に女性がもたれかかり、一条の光が。まるでフェルメール作品のような光景が浮かび上がった。 ![]() 旅をするとき、実際来てみてイメージとは違いガッカリする、またはそのイメージに固執し過ぎていたことに恥じるときがある。でも、僕の思っていたキューバの心象風景は、まさにトリニダードだった。 ![]() カラフルな街並みから細い路地へ入れば、雑多な世界が続き、まるで20年前の南米諸国が、鏡映しのように現れた。話しかけて撮らせてもらうと、老若男女、瞳はピカリと煌めき、笑顔が弾けた。 ![]() 夕方、地元民に誘われて展望台へ。緑の深いたおやかな山並みと、そこに続く一本道。懐かしさがこみ上げ、何故か泣きそうになった。 ![]() ポクポクと夕闇に音が響きわたる。振り返ると、人も豚も仲良く荷台に乗っていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
コメント
キューバと聞くと
革命、カストロ、チェ・ゲバラと断片的な知識しかなく また遠い国(地理的な事も含めて)という印象があります。 石畳とカラフルな家、豊かな自然、 おじいちゃんや子供の生き生きとした表情 本当の豊かさとは何だろうと考えさせられます。 格子にもたれかかる女性、 振り向いたら「真珠の耳飾りの少女」?でしょうか。 本当にフェルメールの色彩ですね。 見知らぬ国へは興味が尽きません。 またお邪魔させていただきます。 ありがとうございました。
ルシアンさん、訪問有難うございます。キューバはとても素敵な国でした。
2017-12-27 Wed 13:14 | URL | 野村哲也 [ 編集 ]
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