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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

リアルキューバ

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古都トリニダードは、ポートレイトの宝庫。
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夕方になると、子供たちが石畳の路地で走り回り、じいちゃん、ばあちゃんも談笑しながら、ゆったりと過ごしていた。
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家の格子に女性がもたれかかり、一条の光が。まるでフェルメール作品のような光景が浮かび上がった。
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旅をするとき、実際来てみてイメージとは違いガッカリする、またはそのイメージに固執し過ぎていたことに恥じるときがある。でも、僕の思っていたキューバの心象風景は、まさにトリニダードだった。
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カラフルな街並みから細い路地へ入れば、雑多な世界が続き、まるで20年前の南米諸国が、鏡映しのように現れた。話しかけて撮らせてもらうと、老若男女、瞳はピカリと煌めき、笑顔が弾けた。
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夕方、地元民に誘われて展望台へ。緑の深いたおやかな山並みと、そこに続く一本道。懐かしさがこみ上げ、何故か泣きそうになった。
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ポクポクと夕闇に音が響きわたる。振り返ると、人も豚も仲良く荷台に乗っていた。
             ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

キューバ | コメント:2 | トラックバック:0 |
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コメント

キューバと聞くと
革命、カストロ、チェ・ゲバラと断片的な知識しかなく
また遠い国(地理的な事も含めて)という印象があります。

石畳とカラフルな家、豊かな自然、
おじいちゃんや子供の生き生きとした表情
本当の豊かさとは何だろうと考えさせられます。

格子にもたれかかる女性、
振り向いたら「真珠の耳飾りの少女」?でしょうか。
本当にフェルメールの色彩ですね。

見知らぬ国へは興味が尽きません。
またお邪魔させていただきます。
ありがとうございました。
2017-12-21 Thu 14:15 | URL | ルシアン [ 編集 ]
ルシアンさん、訪問有難うございます。キューバはとても素敵な国でした。
2017-12-27 Wed 13:14 | URL |  野村哲也 [ 編集 ]

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