アラスカ大学2018-01-21 Sun 10:14
![]() アラスカ第二の都市フェアバンクス。 ここをオーロラの拠点にするのは、科学的な理由がある。 まずオーロラとは何なのか? 簡単に言ってしまえば、太陽から吹いてくる磁気の風=太陽風が地球に吹きつける。すると地球の最も強い磁気圏・北極と南極の磁気が破れる。そこを補修するように光り輝くのがオーロラ。 つまり傷を負った地球のバンドエイドが光っているのだ。 厳密に言うと間違っているが、イメージではそんな感じ。北極で「E」というオーロラが出たとしたら、同じ瞬間に南極では「ヨ」が出ている。つまり映し鏡のようになる。アラスカでEというオーロラが見えれば、ノルウェーやアイスランドでも同様のEが見える。 であれば、極地ならどこでもオーロラを見られそうな氣がするが、そこに落とし穴がある。 どれだけ激しいオーロラが出ようとも、雲が出てしまえば、その下にいる僕たちは見ることが出来ない。つまりオーロラが見やすい場所とは、冬の晴天率が高い場所となる。その世界最強の場所こそがアラスカのフェアバンクスなのだ。 ![]() オーロラ天文学の最も進んだ大学は「アラスカ大学」。星野道夫氏が通った母校でもある。 フェアバンクス近郊のパイプランを見てから大学へ向かい、博物館前のトーテムポールのお勉強。 ![]() そして館内に立つ愛すべきコディアックベアの剥製を見上げた。 ![]() ![]() たった100年ほど前までは、体長5m以上の熊がアラスカの大地を闊歩していたのだ。 ![]() そして星野氏側から寄贈された130点の写真が、より博物館を華やかにした。 ![]() フェアバンクスに来たら、絶対に行って欲しい場所。 ![]() その筆頭が昔も今も僕にとっては「アラスカ大学」だ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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