フライト少女2018-01-29 Mon 17:30
![]() 搭乗予定の機体を見ると、なんと黄色いスターウォーズ号。 きゃぁ~、嬉しい。機内へ入ると、ジャンジャーンと、スターウォーズのテーマソングでお出迎え。座席も、特別仕様でテンション上がるわぁ。 ![]() 26K、26Kと自分の席を探すと、隣の26L席に小さな女の子が一人、ちょこんと座っていた。 「ちょっと、入れさせてね」 「うん、いいよ」 シートベルトをしてから、少女に聞いた。 「お母さんは?」 「一人」 えっ、まさか。話を聴くと、昔僕たち兄弟も何度もお世話になったキッズプログラムを利用して、おばあちゃんのところへ 一人で出かけるらしい。年齢は10歳。くぅ~、涙が出そうになる。 しばらく話に花を咲かせていると離陸。座椅子部分に置いていた僕の左手に、少女の右手が乗った。 「怖い?」 「うん、少し」 可愛いなぁ、と思う。こうやって、僕も沢山の大人に守ってもらったっけ。少女の未来は僕らの時代よりさらに自由だ。やりたいことを大切にして、まずは情報を自分で選別できるように、世界中のいろいろなものと出会って欲しい、触れて欲しいなと思う。 ![]() 富士山は女神らしく、御殿場方向に純白のスカートを伸ばしていた。少女は僕の方に乗り出して、キラキラの瞳で富士を見 る。こんな目で見つめられたら、富士も照れちゃうだろうな。 (明日につづく) ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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