ペリトモレノ2018-02-27 Tue 17:17
![]() 初めてここへやって来た旅人は、必ず度肝を抜かれるだろう。 それは20年以上前から、なんら変わることがない。 車で最後の急坂を登りきると、右手の森のすぐ奥に、巨大な蒼きペリトモレノ氷河が広がった。 「うわゎっ、おぉぉ~」 バス内では感嘆の声が次々に漏れ、皆のワクワク感が爆発した。氷河を一望できるミラドール(展望台)。さぁ、今日はたっぷりと時間があるから、2時間崩落を待ち続けようと、氷河の前に陣取って見つめる。 昔、父はアラスカで何度もオーロラを見上げ呟いた。 「おとうさん、もうオーロラ見るの飽きちゃったよ」 でも、この氷河へ連れて来た時、ずっと、ずっと見続けていたっけ。 おもしろいのだ。 ![]() まずどこが崩れるか分からない。でも、ひとたび崩れれば落雷音のような激しい音に空気も心も揺れる。どこだ、どこだ、と胸の鼓動が止まらなくなる。 ![]() 完璧なバランスをとって立ち尽くす氷河。でも前進する力に少し押され、何処かが破綻すると、欠片が欠片を呼んで、大崩落となる。 ピキピキ、ゴロロー。その先で、高さ70mほどの氷河が見事に崩落していった。 ![]() 夜は地ビール屋さん。ここ数年でカラファテのビールレベルは一気に上がり、それらをあてにラビオリやサーモンなどを頂いた。 ![]() ![]() みんな小麦色に日焼けして、体も締まっている。 ![]() 「旅は何処へ行くかより、誰と行くかが重要!」とよく人は言う。 でも、僕は欲張りなのかな? やっぱり、ご縁のある大好きな人たちと、世界最高の地を旅したい。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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